Photo: WSL / KELLY CESTARI

オーストラリアンレグ第2戦として4月16日からイベント期間に突入するナラビーンクラシック。

同イベントのワイルドカードの1枠が発表され、2018年のベルズビーチイベントでワールドツアーを引退した3×ワールドチャンピオンのミック・ファニング「Mick Fanning」(39歳)に与えられることが発表されました。

ミックの場合はツアー残留を逃しての引退ではなく、あくまでも本人の意思だったので意外と言える今回のニュース。

今回の記事は、ナラビーンクラシックにミック・ファニングがワイルドカード出場するニュースをお届けします。


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まだ引退イベントでの活躍が記憶に新しいベルズビーチイベントでのミック。

同イベントではファイナルでイタロ・フェレイラに敗れたものの準優勝を果たし、まだまだトップフォームであることを証明しての引退でしたから。

そんなミックのワイルドカードですが、メンズのCTイベントではワイルドカードが2枠設定されていて、ミックの場合はスポンサー枠のワイルドカードでしょう。

ワイルドカードを得てのミックのコメントは以下の通り。

番狂わせを起こすことになっても申し訳ないって気持ちにはならないだろうね。

ツアー時代は数々のワイルドカードに僕の夢を潰されてきて、彼らも悪いなって思ってもいなかっただろうし。

最大のハードルは、コンテスト開催までにトップシードを負かせるくらいのレベルまで自分を高めることかな。

ワールドツアー引退後のミックはスペシャルイベントを除き、WSLイベントに出場していません。

ということは、ナラビーンクラシックではシード順位が最下位となるので、初っ端からシード順位トップとの対戦となります。

つまり、ミックが勝てば勝つほどCTランキングをかき乱すスポイラーとなるので非常に楽しみではないでしょうか。

さて、オージーレグ初戦のニューカッスルカップはクロスビー・コラピントがワイルドカード出場しているので、ナラビーンクラシックもリップカールのスポンサー枠は若手が出場すると思っていました。

オージーの若手ならばジェイコブ・ウィルコックス辺りが可能性が高いと思っていたので、ミックが選ばれるとはまさかの人選であり、サプライズニュースではないでしょうか。

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