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野性味あふれるパワフルな波がブレイクするワイルドウエストこと、オーストラリアの西オーストラリア州。

そのパワーはハワイに匹敵するほどで、西オーストラリアで育ったサーファーはハワイの波にもすんなりと対応できるほどとか。

今回の記事は、西オーストラリアの波がパワフルであるメカニズム、そしてローカルスターによるフリーサーフィン動画をお届けします。


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西オーストラリアの波がパワフルである理由としては地理的要因が挙げられます。

先ほど引き合いに出したハワイであれば、ウインターシーズンは日本の北海道沖合を離れた低気圧が海上で勢力を強めながら東進し、ハワイにビッグスウェルをもたらします。

低気圧は陸地にぶつかると勢力が弱まりますが、海上を移動中は勢力を強めます。

そして日本を離れてからハワイまではひたすら海上を移動することになるのでパワフルになるのです。

同様の事は西オーストラリアでも当てはまり、アフリカ大陸を離れた低気圧は西オーストラリアへ向かい東進していきます。

その間、世界的なトップサーフカウントリーであるインドネシアへもグランドスウェルをもたらします。

インド洋の低気圧はローリングフォーティーズ(南緯40~50度の海域)辺りを移動し、バリ島なんかは南緯10度近くなので、かなり距離は離れています。

だからこそ、インドネシアの波予報をチェックしている方は知っていると思いますが、スウェルの周期が長いグランドスウェルであることが常です。

一方、西オーストラリアに至ってはかなり接近することになるため、ハワイに負けず劣らずのパワフルコンディションになるのです。

そんな西オーストラリアでは今季、マーガレットリバーとロットネストアイランドでCTイベントが開催予定なので楽しみですね。

最後に、動画に出演している主なサーファーは以下となります。

*タジ・バロウ
*ジャック・ロビンソン
*ジェイコブ・ウィルコックス
*ボー・フォスター
*ケール・ウォルシュ