プロサーファーであろうがワールドチャンピオンであろうが、絶対に避けては通ることのできないワイプアウト。
そんなワイプアウトについてどのように考えているのかを、ポルトガルのビッグウェイブサーファーであるニック・ヴォン・ラップ「Nic Von Rupp」(30歳)が自身のYoutubeチャンネルにて公開。
今回の動画は、ニック・ヴォン・ラップが過去10年間のワイプアウトをまとめたVlog映像をお届けします。
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ヨーロピアンとしては数少ないフリーサーファーとして活動しているニック。
かつてはポルトガルのCTイベントにワイルドカード出場したりとコンテストサーファーでしたが、現在は世界中のビッグウェイブを求めて世界を飛び回っています。
また、ビッグウェイブサーファーと言えば、パドルインかトウインかに分かれる場合がありますが、ニックの場合はどちらも行っています。
そんなニックによる過去10年において最もヘビーだったワイプアウトシーンをまとめた今回の動画。
ニックによるワイプアウトに対する見解は以下の通り。
ワイプアウトは失敗みたいなネガティブなことを言う人もいるけど、僕は成長に繋がるものって捉えてるんだ。
ワイプアウトするってことは自分の限界をプッシュしているサインで、何が可能で何が不可能か見極めてることなんだから。
動画は過去10年間のヘビーなワイプアウト特集で、巻かれてる時はもちろん楽じゃなかったけど、それでも今ここでストーリーをシェアできてるんだから楽しんで。
ビッグウェイブサーファーのワイプアウトによる体の負担は極めてシビアで、ここ最近ではジェイミー・オブライエンとコア・ロスマンが蓄積した疲労が爆発し、手術を受けているほど。
5年ほど前まではトップレベルのビッグウェイブサーファーであったシェーン・ドリアンも近年はジョーズセッションで見ませんが、慢性的な背部の痛みなどがあるためです。
つまり、経験を積んだ多くのビッグウェイブサーファーが爆弾を抱えているのです。
文字通り命懸けのチャージをしたからこそのワイプアウトであることを考えると、見え方が変わってくるのかもしれません。