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まだまだシークレットスポットが多々眠っているほどサーフポテンシャルが高いインドネシア。

サーフエリアとして知られるスンバワ島では、レイキーエリアとウエストスンバワを除いて全く未知と言っても過言ではないですから。

そのウエストスンバワであっても、MSWなどでいくつかのサーフスポットが公になっているものの、情報量に関しては多くありません。

今回の動画は、ウエストスンバワのトロピカルで撮影されたフリーサーフィン映像をお届けします。


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おそらくトロピカルというサーフスポット名を聞いても全くピンとこない方が大半だと思います。

当サイトの姉妹サイトである「World Surf Travel」を見てくれた方なら分かるかもしれませんね。

2019年に私はウエストスンバワを訪れ、ブログに記したためです。トロピカルの場所は以下となります。

トロピカルビーチリゾートの正面に広がっているサーフスポットで、ウエストスンバワでは最も有名で以前にはQSイベントも開催されたヨーヨーズの南側に位置します。

トロピカルは非常に魅力的なセットアップとなっていて、ビーチ側から見て正面はチャンネル(水深が深く波がブレイクしないエリア)となっているのでパドルアウトはイージー。

記事冒頭の画像を見てもらえればチャンネルは一目瞭然で、はっきりと浅い部分と深い部分で海水の色が違います。

チャンネルを挟んで右手はライト、左はレフトがブレイクし、ライトはある程度のサイズがなければブレイクせず、レフトはコンスタントにサーフ可能。

ウエストスンバワはスンバワ島西部ということで乾季の風向きが合うと思いきや、ヨーヨーズやトロピカルは地形が入り組んでいることから乾季の風向きはオフショアではありません。

また、潮回りも重要でロータイド付近は波のコンディションが悪くなるので潮が上げている方がベターです。

そのため、もしも乾季にトロピカルで当てたいのならば、風が入る前の早朝で潮が上げている時間でないと今回の動画のようなクリーンコンディションでのサーフィンは見込めません。

今回の動画が撮影された6月8日午前7時の潮回りを確認すると、MSWによるとこの日の満潮は午前8時ということで、ほぼ潮が上げ切った時間帯となっています。

ちなみに、ウエストスンバワは午前8時前くらいには季節風が吹き始めるので、ヨーヨーズやトロピカル狙いでの乾季のサーフトリップはお勧めできません。

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