今年2021年4月にヨーロッパ本土としては初となるウェイブプールとしてスイスでオープンしたアライアベイ。
ウェイブガーデン社の造波装置「ザ・コーヴ」を搭載したウェイブプールとなっています。
そのアライアベイにて「Alaia Bay Winter Open 2021」というイベントが開催されることに。
今回の記事は、アライアオープンに関するニュースやハイライト動画などをお届けします。
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これまでに世界を見渡せばウェイブプールを活用したサーフコンテストが開催されていますが、選ばれしサーファーのみが出場できるイベントがほとんど。
招待制イベントであったり、イベント最終日だけウェイブプールといった活用方法であったためです。
一方、アライアオープンは誰でも参加可能で、なおかつスイス人サーファーのみならずインターナショナルイベントとなっている点がユニークでした。
アライアベイはスイスアルプスの麓に位置しているので寒さは強烈で、12月にして水温はわずか3.5度だったそうですが…。
そんな極寒イベントながらも国外からも多くのサーファーが出場し、メンズ部門を制したのはブラジリアンで元CTサーファーのペドロ・ヘンリケ。
先週、スイスのアライアベイで素晴らしい経験をしたんだ。
プールでのサーフィンは初めてだったし、特に降雪という環境に加えコンテストでの優勝は最高だった。
家族や仲間たちと素敵な時間を過ごすことができたよ。
これからはもっとプールでサーフィン出来ればって願ってる。
ウイメンズ部門を制したのは、CTイベントのワイルドカード出場経験もあり、現在はCSサーファーのモード・ル・カー。
内陸国スイスでのイベントと言う点を考えると、メンズとウイメンズ共に相当ハイレベルなサーファーが出場していた事が分かりますね。
優勝したモードのコメントは以下となります。
優勝できてとてもハッピーだわ。
寒い環境でのサーフィンは慣れていないけど、どうやら一気に対応できたみたい。
このイベントはサーファーにとって素晴らしいものだし、今後ヨーロッパでも多く開催されるであろうウェイブプールイベントの先陣を切ったって感じね。
同イベントにはキッズ部門やジュニア部門もあり、ジュニア部門ではウェイブガーデン社創業者の息子たちがワンツーフィニッシュを決めています。
さて、モードの言う通り今後は世界中でウェイブプールイベントが増えていく事でしょう。
海開催と違い、決まった日時に開催が可能という事でイベント運営サイドとしては管理が楽になりますので。
となると、ポイントになるのがイベントフォーマットで、フォーマットの多様性の広がりを楽しみにしたい所です。
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公式サイト「Alaia Bay」