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Photo: WSL / DAMIEN POULLENOT

昨年2021年シーズンはCTランク15位でフィニッシュしたオーストラリアのライアン・カリナン「Ryan Callinan」(29歳)。

フリーサーフィンスタイルのアグレッシブなマニューバを得意とするサーファーで、激しく攻めるからこそライアンのサーフキャリアにおいて切っても切れないのが怪我。

そして2022年CT開幕まで1か月を切った時点で、ライアン本人がSNSで怪我をしたことを発表。

今回の記事は、ライアン・カリナンが打ち明けた怪我に関するSNS投稿の内容といったニュースをお届けします。


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ライアンと言えばモダンサーフィンを売りにしたカイ・ネヴィル監督作品の常連出演メンバーとしてフリーサーフィンが強いサーファーでした。

そのせいか、ハイレベルではなくても安定したパフォーマンスを求められるCT入りの壁は高く、ようやくチャンスを掴んだ2016年シーズンのツアーデビューではCTランク34位であっさりツアー落ちすることに。

ツアー落ちした大きな理由の一つは、当時のライアンはコンテストでは無難に演技をまとめるために、力を相当セーブして臨んでいたと言います。

しかし、時代はリスキーなマニューバが評価されるようになり、ライアンは抑えるのではなく普段通りのサーフィンをすることで容易にCTへと返り咲きました。

そんなライアンによる今回の現状報告となるSNS投稿は以下となります。

ちょうど新年が明けてすぐ、エアリアルにトライして手首を骨折したんだ。

翌日には手術を受けて、すべては順調に進んでいるよ。

今回のように弱った時にこそ、周りのみんながいかに優しくて親切であるのかを再認識させてもらったよ。

直接的にせよ間接的にせよ僕に手を差し伸べてくれたみんなには本当に感謝してる。

出来るだけ早い回復を願いながら、今後はリハビリの様子も投稿していくよ。

さて、手首の骨折に加え、バレル勝負となるパイプラインでのCTイベント初戦ということで、気になる点はライアンがCT初戦に出場できるのか否かと言う点。

すべては骨折の程度次第だとは思いますが、出場可能性についてスタブ誌がライアンに連絡したら以下の返答を得たそうです。

現状においてはまだ何とも言えない状況なんだ。

これから数週間かけてどのくらい治癒するのか様子見って感じだね。

だから、僕自身もパイプラインでのCTイベントに出場できるのかどうかはまだ分からない。

今回のライアンのSNS投稿に対し、同じく怪我でパイプイベントの欠場が決まっているヤゴ・ドラが以下のコメントを寄せています。

早い回復を祈ってるよ、ライアン。

お互いに出来るだけ早くコンテストジャージ着用のコンテスト生活に戻りたいね(笑)。

ちなみに、ヤゴに関してはCT第2戦となるサンセットイベントの欠場もすでに決まっているので、ライアンよりも厳しい状況です。

そんな状況にもかかわらず、このようなコメントができるのはメンタルが安定していますね。

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