コンテストシーンにエアリアルを取り入れるようになった第一世代と言えるシェーン・ベッシェンを父に持つノア・ベッシェン「Noah Beschen」(21歳)。
そのノアが、エアリバースのダブルスピンをメイクしたことをSNSで発表。
今回の記事は、ノア・ベッシェンによるエアリバースのダブルスピンメイク動画とダブルスピンの歴史に関するニュースをお届けします。
スポンサーリンク
サーフィンの世界で初めてエアリバースのダブルスピンをメイク(映像に残したと言う意味で)したのはケリー・スレーター。
2014年のポルトガルでの事で、ケリーはFS(フロントサイド)でした。
ちなみに、ダブルスピンという表現は少しぼかした意味合いがあり、サーファーの中でもケリーがメイクしたのは「エアリバース540」とか「エアリバース720」などといった論争があるためです。
ケリーがメイクしたことでダブルスピンを狙うサーファーは増えたものの、なかなかメイクに至るサーファーが出現することはなかったです。
ケリーのメイクから2年後、ようやくメイクに至ったのはアルビー・レイヤーでしたが、アルビーはBS(バックサイド)とケリーとは異なるバリエーションでした。
ケリーと全く同じバリエーションとなるFSエアリバースのダブルスピンについては、アルビーのメイクに続いてマット・メオラが世界で2人目にメイクとなっています。
そして今回のノアは、BSということでアルビーのメイクから随分と長い月日を経て、私が認識している限りでは、ようやく世界2人目のメイクとなりました。
数々のサーファーによるメイク寸前映像はこれまであったのですが、なかなかメイクに至らなかった事を考えると次元の違う難しさで、かなり幸運が重ならない限りメイクはあり得ないのでしょう。
ノアによる半端ではないダブルスピンの動画をチェックして見て下さい。