現地時間2022年6月23日(ブラジル)、CT(チャンピオンシップツアー)第8戦となる「Oi Rio Pro」が開幕。
リオデジャネイロ州サクアレマを舞台にしたイベントです。
イベント初日の本日は、メンズとウイメンズともにラウンド1のみ終了となりました。
今回の記事は、オイリオプロのイベントレポート、本日の結果、ハイライト動画、今後の波予報といったイベント情報に関するニュースをお届けします。
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イベントレポート
ウイメンズ
本日のウイメンズで、トータルハイエストスコアとなる11.07をマークしたのはツアールーキーのガブリエラ・ブライアン。
まとまりに欠けるワイルドコンディションの中でも、しっかりとミディアムスコアを2本揃えての1位通過となりました。
ミッドシーズンカット後にラウンド1を1位通過したのは初めてだからスーパーハッピーだわ。
敗者復活戦のラウンド2をスキップできるなんて嬉し過ぎるし。
ブラジルに来たのは今回が初めてだけど、すでに気に入ってる。
波はホームのハレイワに凄い似てるから、特に意識したのはターンできるだけのクリーンな波を見つける事で、ラッキーなことに数本キャッチできたわ。
本日のシングルハイエストスコア6.67をマークしたのは、ブラジル代表のタティアナ・ウェストン・ウェブ。
現CTランクトップのカリッサ・ムーアを破っての1位通過となったタティアナのコメントは以下の通り。
ブラジルに来れて本当にハッピーだし、雰囲気はいつも通り最高だから、ホームに戻って来たって気分だわ。
かなり良い感じのレフトに最初に乗ることができたのは本当に良かった。
ゲームプランはいつも通りで、ミドルセクションで誰も乗らないレフトがブレイクしていることに気付いたから、賭けに出たら思い通りに行ったって感じ。
そこからはヒートをコントロールしようと思って、簡単ではなかったけど作戦通り行けて良かった。
本日のラウンド1を終え、ウイメンズの現CTランクトップ5は全員ラウンド2行きという異例の結果となっています。
今日の結果
今後のヒート表
メンズ
ブラジルイベントであり、ブラジリアンの活躍が目立つことになった本日のメンズラウンド。
トータルハイエストスコア13.90をマークしたのはヤゴ・ドラでしたが、ミゲル・プポは13.83、フィリペ・トレドは13.77と大差ない結果となっています。
ヤゴはラストライドで7.13をマークして五十嵐カノアから逆転を奪うのですが、このライディングでのターンのバリエーション、特に凄まじいスピードからの2発目の縦へのアプローチが圧巻です。
Men's Opening Round - Heat 5 Results:
— World Surf League (@wsl) June 23, 2022
🇧🇷 - Yago Dora - 13.90
🇯🇵 @KanoaIgarashi - 13.50
🇺🇸 Kolohe Andino - 9.83
Watch the #OiRioPro live on https://t.co/ie0ZfNdmHw. @oi_oficial @corona pic.twitter.com/TefQs7W7fJ
本日のシングルハイエストスコア8.17をマークしたのは、ジャック・ロビンソンとフィリペ・トレドの2人。
ちなみに、二人がエクセレントレンジを叩き出したマニューバは、単発でのエアリアルという共通点があります。
ただしバリエーションは異なり、ジャックは高さのあるストレートエアー、フィリペはフルローテーション。
個人的には高さの点はともかく、ストレートエアーでこれほどのスコアが付くのは意外な印象を受けました。
メンズの現CTランクトップ5でラウンド2行きとなったのは、グリフィン・コラピントと五十嵐カノアの2名となっています。
ちなみに、カノアのラウンド2は珍しいなと思いデータをチェックすると、今シーズンにラウンド1での1位通過を逃したのは3度目とのことでした。
今日の結果
今後のヒート表
ハイライト動画
波予報
24日はややサイズダウンして、フェイスで5~7フィートの予報ですがイベントが開催される可能性は高いとのことです。
25日から数日コンディションが悪化するので、24日開催後にしばらくレイデイ(Layday:コンテストのオフ日)の流れになると思います。
まとめ
日本とリオデジャネイロ州の時差は12時間で、日本の方が12時間進んでいます。
現地時間の6月24日のファーストコールは午前7時15分の予定となっていて、日本時間では6月24日午後7時15分となります。
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イベントサイト「OI Rio Pro」