2020年以降、コロナ禍により多くのサーフィンイベントが中止に追い込まれていました。
そのため、ここ最近では2019年振りの開催となるイベントが増えていて、インドネシアのバリ島で開催されていた「Rip Curl Cup Padang Padang」も今年はついに復活となることに。
今回の記事は、今年で16周年となるリップカールカップパダンのトライアルのフォーマット変更などイベント情報に関するニュースをお届けします。
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バリ島の中でもワールドクラスのレフトハンダーとして知られるパダンパダンを舞台にしたビッグバレルイベントのリップカールカップパダン。
なかなかコンディションが決まらないパダンパダンであり、尚且つビッグコンディションを狙うので、ウェイティングピリオドは8月1~31日までの1か月間。
イベントの構図としては、ローカルVSインターナショナルという定番の形となっていて、共に8名ずつが出場となる計16名でイベントは開催。
インターナショナルは完全に招待制となる一方、ローカルはトライアルイベントを開催して出場を決めます。
ローカルトライアルのフォーマットから本戦出場の流れは以下の通り。
*各ヒートは8人出場
*1時間ヒート×8
*各サーファーは2ヒートに出場し、ベスト2ウェイブ(満点は20ポイント)の合算がトータルスコア
*トータルスコアのトップ8が本戦出場
*トータルスコアのトップがトライアル優勝
興味深い点として、サーフコンテストの男女平等の動きはリップカールカップパダンにも波及し、今年はタイナ・アンヘル・イスキエルドが唯一のウイメンズとしてトライアル出場するとのこと。
タイナのコメントは以下の通り。
今年のトライアル出場に招待された時、とても恐れ多い気持ちになったと同時に、名誉なことだし率直に嬉しかった。
インドネシアの女性サーファーとして大好きなサーファーたちと一般的なサーフスポットじゃなく、パダンパダンで対戦できるなんて夢のような話だわ。
リップカールカップパダンはトライアルも贅沢で、ウェイティングピリオドが7月1~30日までの設定となっています。
コロナ禍を経て復活するリップカールカップパダンが、今年は波に恵まれて開催される事になるのかどうか注目ですね。