現時点において世界で最も大きなビッグウェイブがブレイクするポルトガルのナザレ。
現時点と記している理由は、今後新たにナザレ以上のビッグウェイブスポットが開拓される可能性があるためで、その可能性を秘めているのはサーフシーンにおいてラストフロンティアと呼ばれるアフリカ大陸でしょう。
そんなナザレもすでにアーリーシーズンに入っているので、今後は数々のビッグウェイブセッション動画が公開されてくるはず。
今回の動画は、昨季となる2021/2022年シーズンに撮影された恐怖映像をお届けします。
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サーフィンにおいては最もエクストリームなジャンルと言えるビッグウェイブサーフィン。
特にトウインサーフは人間のパドル力では追い付かないほどのビッグウェイブにジェットスキーの力を借りて乗るので、モンスターウェイブと言えるほどの迫力です。
ちなみに、現在のギネス世界記録に認定されているビッグウェイブは、メンズがセバスチャン・ステッドナーの86フィート、ウイメンズがマヤ・ガベイラの73.5フィート。
ギネス記録となるようなビッグウェイブに乗れば、SNSで瞬く間に世界中に知れ渡り栄光を掴むことでしょう。
しかし、その道のりは容易くなく、避けては通れないのが波に巻かれるホールドダウン。
現在のビッグウェイブサーフィンではインフレータブルベストの着用は当たり前となっているものの、モンスターウェイブに巻かれればそれだけで体内の酸素を大量に消費することでしょう。
今回の動画では65フィートの波でワイプアウトし、5本のビッグウェイブを喰らい続けたという強烈な内容。
動画概要欄には以下のコメントが記されています。
サーファーはラファエル・タピアで、2022年2月24日に撮影されたもの。
あちこちで65フィートほどの波がブレイクしていて、ラファはセットの1本目に手を出したんだ。
1本目は一番フェイスがクリーンで、セットの中でも最もサイズがあった。
だけど、もしも波を乗り切れずワイプアウトしたら、過去一の地獄を味わうことになる。