世界に名だたるレフトスラブのチョープーがあるフレンチポリネシアをホームとするミヒマナ・ブレイ「Mihimana Braye」(27歳)。
もちろんチョープーにおいては主要なローカルサーファーの1人ではあるのですが、同時にミヒマナはワールドツアー入りを目指すコンペティターでもあります。
今回の動画は、過去2年においてミヒマナ・ブレイがスコアしたチョープーでのライディング特集映像をお届けします。
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チョープーローカルと言うと、ホームブレイクがスラブ(slab:底ボレするバレル)という特殊な波質。
その影響もあるのか、コンテストと言うよりもフリーサーファーの道を進むケースが多いように思えます。
ですが、近年ではミシェル・ボウレズがCTサーファーとして活躍していたので道筋ははっきりと切り開かれていますね。
ただ、コンテストに専念するとホームでの年に数回のエピックコンディションを逃すのは常。
そんな中で、2021~2022年にCS(チャレンジャーシリーズ)にフル参戦しながら、チョープーにも献身してきたミヒマナ。
ここ2年ほどはチョープーでのサーフィンに一番時間を費やしてきた。
これまでで最大サイズの波を狙ったり、限界をプッシュしながら仲間たちと切磋琢磨してきたんだ。
この動画の波ももちろん凄いんだけど、ベストはまだこれからだね。
半端ではないチャージを繰り返すミヒマナですが、皮肉なことにミヒマナが主戦場とするCSイベントの波とは別物と言う点。
同じサーフィンでありながら、求められるスキルが全く異なるというのも興味深いところです。
ただ、チョープーとは別物のCSイベントで好結果を残してCT(チャンピオンシップツアー)入りすれば、今度はチョープーイベントがあるので、スラブに対応できるスキルが必要。
コンペティターに求められるオールラウンドなスキルは、あまりにも幅が広いと感じずにはいられません。