これまで何度もタイトルレースに絡む活躍を見せてきたベテランCT(チャンピオンシップツアー)サーファーのサリー・フィッツギボンズ「Sally Fitzgibbons」(32歳)。
なのですが、2022年シーズンは過去に例を見ないほど成績が悪く、ミッドシーズンカットに引っ掛かってしまいましたが、これまでの功績が認められワイルドカードを与えられました。
今回の動画は、サリー・フィッツギボンズによる中米エルサルバドルでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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これまでのウイメンズCTサーファーを見ても数少ない30代にして、ワールドツアーで活躍しているサリー。
現時点で30代のウイメンズCTサーファーはステファニー・ギルモア、他には近年ではブラジルのシルヴァナ・リマといったところでしょう。
そんなサリーですが、2010年のツアー入り以降はほとんどのシーズンでトップ5入りするほどのトップサーファー。
前年の2021年はCTランク3位でフィニッシュしていますし。
なのですが、2022年シーズンはミッドシーズンカットに引っ掛かり、初めて自力でのツアー残留を逃しました。
ただし、これまでの活躍や初代オリンピアンなど様々な要因があり、2023年シーズンのワイルドカードを与えられました。
さて、動画では積極的にエアリバースにトライしていて、2023年シーズンにサリーが再起を図る鍵となるのはエアゲームと言えるでしょう。
ただし、重要なのはジャッジからの受けであり、ウイメンズの世界ではエアリアルにトライするサーファーはいたものの、それほど評価が高くなかったので追随するサーファーが少なかった事実があります。
メイク率が低くなるリスクが高いエアリアルにトライしてもリワードが低ければ、トライする意味はないですし、実際に過去にエアゲームを取り入れたタイラー・ライトやレイキー・ピーターソンといったトップサーファーもターンサーフィンに切り替えましたし。
果たして、サリーがツアーにおけるウイメンズサーフィンに変化を投じることになるのか2023年シーズンの注目の一つではないでしょうか。