若い頃からエアリアルといったパントを取り入れる稀有な存在として注目されていたオーストラリアのモリー・ピクラム「Molly Picklum」(20歳)。
先日サンセットビーチで開催したCT(チャンピオンシップツアー)第2戦にて、CTイベント初優勝を飾った若手の注目CTサーファーです。
そんなエリートコースを辿っているように見えるモリーですが、昨シーズンは浮き沈みが激しかったとか。
今回の動画は、モリー・ピクラムの昨年のコンテストシーンの舞台裏に迫ったバックステージ映像をお届けします。
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昨年2022年シーズンはケイトリン・シマーズがCT入りを辞退したことで、ケイトリンに代わってCTデビューを果たすことになったモリー。
いわゆるスーパーグロムと言った存在のモリーだったので、順当なキャリアを辿ったとも言えます。
なのですが、ルーキーイヤーは思い通りの活躍をすることができず、ミッドシーズンカットに引っ掛かり、マーギーズプロの終了をもってツアー落ちすることに。
そこから再スタートとなったCTクオリファイに向けてのCS(チャレンジャーシリーズ)転戦生活。
スナッパー開催のCS初戦は2位、マンリー開催のCS第2戦は17位と好調なオーストラリアンレグだったものの、CT落ちがかなりメンタルに響いていたとか。
続く南アフリカのバリトイベントでは、会場脇で練習に励むもののターンすらままならなくなるほど重度のスランプに陥っていたそうです。
そこでコーチのマイクロこと、グレン・ホールが提案したのは海から離れてゴルフをすること。
このアドバイスがモリーにはドンピシャとなりスランプを抜け出し、バリトイベントでは優勝を果たすことに。
その後も順調な活躍を続け、2022年CSシーズンを終えるとCSランク3位となってリクオリファイを確定。
そして、2023年シーズンのCTスタート前に開催されたヴァンズのパイプマスターズ(現在はCTイベントではありません)に招待され、ウイメンズのパイプマスターに輝きました。
大きな浮き沈みに満ちたモリーの2022年のコンテスト舞台裏をチェックして見て下さい。