Photo: Kenny Morris/World Surf League

現地時間2023年5月27日(カリフォルニア)、ケリー・スレーターのウェイブプール「サーフランチ」を舞台にしたCT第6戦「Surf Ranch Pro」が開幕。

イベント初日の本日は敗者復活戦まで一気に開催してしまい、メンズはクオーターファイナル、ウイメンズはセミファイナルからスタートになるイベント最終日を残すのみとなりました。

今回の記事は、サーフランチプロのイベントレポート、結果、動画などといったニュースをお届けします。


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イベントレポート

午前7時のファーストコールに始まり、ナイターを活用したナイトセッションまで行われたりとハードスケジュールとなった本日。

ナイトセッションのラストを飾ったジョアン・デフェイの予定時刻が午後10時54分となっていたのは強烈でしたし。

一般的なマラソンデイと言うと日の出から日没までですが、そのレベルを優に超えてしまっていますね。

ウイメンズ

ラウンド1はヒート1位がイベント最終日へ、最下位となる4位はイベント敗退、2~3位は敗者復活戦のナイトセッション進出という流れ。

リーダーボード(出場者全員での争い)ではなくラウンド進行(同じヒートの4名との争い)と言う事で、純粋なトータルスコアでのトップ3ではなく、ヒート1位が勝ち上がりと言うのは対戦相手と言う運にも左右されます。

なのですが、ウイメンズの場合は勝ち上がった3名のトータルスコアはリーダーボード形式でも同じ結果となるので、すっきりとした結果になったと言えます。

ラウンド1でシングルハイエストスコア8.33をマークしたのはカリッサ・ムーアとタティアナ・ウェストン・ウェブの2名。

カリッサはライト、タティはレフトでのスコアと言う事で、いずれもフロントサイドでのライディングとなりました。

ウイメンズの敗者復活戦のラウンド2は、各サーファーがライトとレフトを1本ずつ乗り、高い方のスコアでリーダーボードで1位のサーファーのみがセミファイナル進出決定。

そして結果はと言うと、ニュージェネレーションのケイトリン・シマーズがライトとレフトのどちらのスコアであろうがトップという圧巻の結果を残しました。

ちなみに、ケイトリンがエアーを入れてくると予想していたファンは多かったでしょうが、バリエーションはエアリバースもしくはストレートエアー程度と考えていたと思います。

なのですが、ナイトセッションのレフトでのラストで見せたのは、ワイプアウトしてしまったのですが何とバリアルでした。

予想を超えた展開を見せてくれたのは流石といったところではないでしょうか。

結果

メンズ

メンズのラウンド1はウイメンズほどすっきりとした展開とはならず、トータルで15ポイント台を出してヒートによっては1位通過もありえたものの、敗者復活に回るケースも発生。

その餌食となったのは、15.00をマークしたワイルドカードのコール・ハシュマンド、15.17をマークしたイタロ・フェレイラでした。

ラウンド1でシングルハイエストスコア9.37をマークしたのはヤゴ・ドラ。

1本の波でパントを3回入れてのスコアで、このレベルはもはや異次元ですね…。

ちなみに、トータルハイエストスコア16.30をマークしたのもヤゴでした。

メンズの敗者復活戦となるナイトセッションは、ウイメンズと違って1枠増え、トップ2がクオーターファイナルのチケットを手に入れることに。

そのラストチャンスを掴んだのは、トップになったグリフィン・コラピントと2位のイタロ。

いずれもフロントサイドでのライディングと言う事で、当然ながらフロントの方がレパートリー豊富で見応えがあります。

結果

ハイライト動画

まとめ

あまりに早い展開となりますが明日はイベント最終日。

明日のファーストコールは現地時間の5月28日午前9時半の予定となっています。

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