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Photo by Beatriz Ryder/World Surf League

2026年4月16日(オーストラリア)、西オーストラリア州マーガレットリバーを舞台にしたCT(チャンピオンシップツアー)第2戦「Western Australia Margaret River Pro」が開幕。

イベント初日となった本日は、ウイメンズのラウンド1とメンズのラウンド1~2が終了しました。

今回の記事は、マーガレットリバープロ初日のイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、最新波予報と言ったイベント情報のニュースをお届けします。


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マーガレットリバープロのイベントレポート

ウイメンズ

ウイメンズラウンドからスタートした本日。

本日のトータルハイエストスコア12.67をマークしたのは、ツアールーキーのヨランダ・ホプキンス。

ポルトガル代表のツアールーキーであるものの名前を聞いたことがある方も多いと思いますが、東京五輪とパリ五輪の二大会連続出場しているためでしょう。

そのヨランダはマーガレットリバーではお馴染みのインカミングセクション(エンドセクション)に激しいチャージを掛ける事でトータルハイエストをマークすることに。

勝利者インタビューではパックリと切れた足裏を見せながら、笑顔を浮かべている点に精神的かつ肉体的な強さを感じました。

本日のシングルハイエストスコア6.50をマークしたのは、ヒート順にサリー・フィッツギボンズ、ソイヤー・リンドブラッド、エリン・ブルックスの3名。

3人中2人はグーフィーフッターと、今シーズンのウイメンズは本当にグーフィーフッター率が増えました。

以前はウイメンズCTサーファーの中でグーフィーフッターは2人前後と圧倒的にマイノリティだったので、比較しやすくなった印象があります。

この3人は同じスコアながら、最も印象的だったのはエリン。

マーガレットリバーのサーファーズポイントと言えばライトがメインですが、エリンはフロントサイドになるレフトに乗ってスコアしたわけなので。

みんなライト狙いという事で、レフトを狙えばプライオリティも関係ないので乗り放題。

ただし、これまでの定石を考えればレフトを狙うと言う選択肢はオプションに無いサーファーの方が多いはずなので、とてもフレキシブルな発想と行動だなと感じました。

しかも、そのレフトで本日のシングルハイエストをマークしているわけですから。

本日ラウンド1で敗退して1コケとなってしまったサーファーは、ヒート順に以下の通り。

・ティア・ゼブロフスキ
・ブリッサ・ヘネシー
・ベラ・ケンワーシー
・ナディア・エロスタルベ
・アナット・レリオー
・アリッサ・スペンサー
・ステファニー・ギルモア
・ブロンテ・マコーレー

ヒート結果

メンズ

ウイメンズラウンド終了後、メンズのラウンド1~2へと突入した本日。

メンズラウンドを優先させた理由はシンプルで、今回のイベント期間において本日が最も波が良さそうな見込みとなっていたため。

当初はグッドウェイブ続きの予報でしたが、予報が一転二転して悪化してきています。

本日のトータルハイエストスコア15.50をマークしたのはラウンド2でのサミュエル・プポ。

マーガレットリバーのように波のサイズがあり水量の多いブレイクだと、波に合わせたライディングが多いように思えます。

その一方、本日のサミーのライディングは波を完全にコントロールするかのようなパフォーマンスで、言ってみれば波を縦横無尽に駆け巡るジョンジョン・フローレンスのライディングに近い印象を受けました。

それだけサミーのレベルが上がっているという事なので、今イベントでは注目すべきサーファーの一人と言えますね。

本日のシングルハイエストスコア8.50をマークしたのは五十嵐カノア。

レールゲームが得意なカノアという事で、相性としては抜群のマーガレットリバーのサーファーズポイントにハマったと言える今回のシングルハイエスト。

完璧にタイミングを外さないトップへのアプローチは、カノアらしい良さが前面に出たパフォーマンスと言えますね。

今イベントでのさらなる活躍を楽しみにしたいところです。

本日、最も物議を醸すことになったのはワイルドカードのジェイコブ・ウィルコックスと現ワールドチャンピオンのヤゴ・ドラのヒート。

ヤゴはプライオリティを持っているシチュエーションで波に向かってパドルした際、ヤゴの手前にジェイコブがいたので邪魔になり波に乗れず。

通常、こういったケースではジェイコブがブロックしたとの判断でインターフェアが下されます。

なのですが、ジャッジはインターフェアのコールを出さず、穏やかなヤゴが珍しく感情的になっていました。

インターフェアがコールされなかった理由として、WSLのイベントレポートでは以下のように記されていました。

大半のジャッジの認識として、ヤゴがパドルを始めたのが遅すぎたのでジェイコブがいなかったとしても波に乗る事はできなかったのでインターフェアに該当しない

上記がWSLサイドの意見で、興味深いのが上記SNS投稿に寄せられたケリー・スレーターのコメント。

ケリーと言えばマインドゲームに長けていると言われていたので、ケリーの見解は気になるところで以下の通り。

ヤゴはインターフェア狙いでパドルを仕掛けただけで、本当にあの波を狙ったようには見えなかった

個人的には、ブロックしてしまうシチュエーションを作る事がルール違反に該当すると思うので、ケリーの言う心理要素と言う誰にも推し量る事のできないことを理由に挙げたのは意外に感じました。

ヒート結果

マーガレットリバープロ初日のハイライト動画

マーガレットリバーの波予報

今後の予報は大幅に変わり、波のサイズはあるものの基本的にコンディションはずっと悪い予報。

比較的コンディションがマシな早朝などの時間帯に刻みながら開催していくと思います。

まとめ

西オーストラリアと日本の時差は1時間で、日本が1時間進んでいます。

本日のセカンドコールとなる17日午前9時15分は、日本時間では同日午前10時15分となります。

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公式サイト「WSL