昨年2022年はCT(チャンピオンシップツアー)ランク4位でフィニッシュしたオーストラリアのイーサン・ユーイング「Ethan Ewing」(24歳)。
現在のCTランクは4位と今シーズンも好調で、WSL(ワールドサーフリーグ)ファイナル進出ならびにパリ五輪の出場権を獲得する可能性が最も高いオーストラリア代表サーファーです。
今回の動画は、WSLファイナルの舞台となっている南カリフォルニアのローワーズ(ローワー・トレッスルズ)でのイーサン・ユーイングのフリーサーフィン映像をお届けします。
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スタイリッシュなターンが武器なイーサンと言う事で、アクション系のローワーズよりもオープンフェイス系の方が合うと思われがちでしょう。
ですが、イーサンの場合はスタイルだけで行けると踏んで臨んだ10代の時のルーキーイヤーにツアー落ちを経験したことから、パント系も取り入れるようになった経緯があります。
そのため、メインはターンに置きながらも、所々でブローテールリバースを入れたりと、あくまでもターンの延長線上といったマニューバでバラエティ豊かに見せる事で、ローワーズでも見ていて心地よいモダンパフォーマンスを見せてくれます。
そんなイーサンですが、サーフランチプロでのガブリエル・メディナのジャッジ批判に巻き込まれていました。
と言うのも、イーサンはガブリエルを破り、イーサンのスコアが過剰だったとの批判でDMで殺害予告が届いたと公開していたのです。
ジャッジが下した判断に対してイーサンを攻めるのは、全く的外れな行動なのですが…。
ただ、そういった事はあまり珍しくないのか、イーサンも「サーフファンって熱狂的なんだね」と少しいじったような投稿をしていたので、相当嫌な経験をしてきてメンタルが強いのだと想像させられました。