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JベイでのCTイベントで話題の一つとなったジャック・ロビンソンとレオナルド・フィオラヴァンティによるパドルバトル。

サーフコンテストでは定番のパドルバトルは、優先的に波に乗ることができるプライオリティが掛かっているので負けられない戦いになります。

そんな二人のパドルバトルですが、トッププロ同士であるにもかかわらずジャックロボが信じられないほどのパドルパワーを見せたのです。

今回の動画は、あのパドルバトルにおけるジャックロボ本人のコメント、そして2人のパドリングの違いを分析した映像をお届けします。


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一昔前ならばパーティー三昧のCTサーファーも多かったそうですが、今やプロサーファーもアスリートの時代。

誰もがトップレベルを目指して厳しいトレーニングをこなすのが当たり前となっています。

そのため、1本の波でダックダイブせずにレオに大幅な差を付けられたジャックが、まさか捲ってしまうほどの大差を見せつける格好となったのは衝撃的でした。

その点についてスタブ誌のポッドキャストで意見を求められたジャックの答えは「諦めなかった」との精神論に終始しています。

ここからは、かつてケリー・スレーターのパドルを分析していたパドルコーチのロブ・ケースによるジャックとレオのパドリングの分析。

ロブが着目したのは4点で、まず1つ目となるストロークレートでは、ロブのカウントによると1分間でジャックが110回、レオが102回漕いでいたとのこと。

2つ目が、より効率的に推進力を得ているかと言う点となり、手のひらが浸水する時の肘の角度に注目しています。

ジャックの方が水泳用語で言うと肘を立てて(ハイエルボー)エントリーさせているので、より効率的とのこと。

3つ目は心拍数で、ジャックが波を乗り終えてパドルを開始する45秒前からレオはパドルしていたので、心拍数が高くなってて不利だったとの見通し。

ラストとなる4つ目はドラフティングで、レオに大きく差を付けられていた時のジャックは、レオの真後ろから追っかけてます。

この真後ろと言うポジションは、レオの存在によって空気抵抗などがなくなるので通常よりも推進力を得やすいんだそうです。

さて、上記の分析動画だけでも十分に興味深く、ジャックはずば抜けてパドルが早いからこそビッグバレルに強いんだなと再認識させられました。

パドルが早いからこそビッグバレルでもディープなポジション取りができるので、誰よりも奥で波待ちが出来るので。

以前にチョープーCTイベントで、チョープースペシャリストと言えるネイザン・ヘッジが「ジャックのポジションが俺よりもディープだったんだよ」と口にしていたことを思い出してしまいました。

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