8月一杯がイベントのウェイティングピリオドであったインドネシアのバリ島パダンパダンを会場としたビッグバレルイベント「Rip Curl Cup Padang Padang」。
同ベントはパダンパダンが炸裂しないとイベント開催を見送ると言うルールとなっていて、今年2023年は開催に相応しいコンディションにならなかったので開催されることなくイベント期間が終わりを迎えました。
今回の動画は、2023年リップカールカップ@パダンパダンのイベント期間終了発表となるオフィシャルコール映像をお届けします。
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20周年と言う節目を迎えたので、開催を期待されていた今年のリップカールカップパダン。
また、史上初となるウイメンズ部門が新設されたりと楽しみにしていたファンも多いと思うのですが、残念ながら開催は見送られることに。
開催が難しい点としては、パダンパダンが炸裂することになる条件が一筋縄にはいかない点が挙げられます。
まず、ビッグバレルイベントと言う事でビッグスウェルが発生する事が第一条件となりますが、ビッグスウェルが発生するだけでゴーサインとも行かず。
インドネシアの多くのサーフスポットと同じく、パダンパダンに求められるスウェルの向きは西寄りなのですが、パダンは特に思いっきり西に振った角度が求められます。
動画の中でも触れられていますが、理想的な向きとしては220°以上とのことなので、この角度自体が相当レアケースに該当します。
今年の開催見送りは残念ですが、来年の開催を楽しみにしたいところですね。
最後になりますが、今回の記事でも私は「ウェイティングピリオド」と言う英語表現をそのままカタカナにして使っていますが、最近になってこの表現が変化してきました。
今回のリップカールカップに加え、WSLイベントでも最近では「ホールディングピリオド(holding period)」へとおそらく意図的に変えています。