新型コロナの影響が大きかったと思いますが、ここ数年で増えている印象を受けるオンラインのサーフコンテスト。
スマートフォンとSNSの普及により、手軽に動画撮影をしてネット上に公開できるバックグランドもまた大きな後押しになったと言えます。
そしてオーストラリアではサーファーガールを対象にしたオンラインイベントが開催されることに。
今回の記事は、オーストラリアのオンラインイベント「Hyundai She’s Electric」に関するニュースをお届けします。
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サーフィン大国オーストラリアと言う事で、どうしても埋もれてしまうタレントも数多くいる事でしょう。
過去を振り返れば、世界トップレベルのエアリアルサーファーであるチッパ・ウィルソンもそんな一人で、オンラインイベントで才能を発掘されています。
しかも、チッパの場合は発掘された時点でエアリアルのレベルが世界トップレベルだったので、それまで発掘されなかったのが逆に不思議でしたが。
何はともあれ、個人的にSNSを駆使したオンラインイベントは審査の過程がブラックボックスに包まれない点でもとてもフェアで良いと思います。
ここからは、今イベント内容について触れていきます。
サーフィンオーストラリアと提携しているボードライダーズクラブのメンバーである16歳以上のオーストラリア人女性サーファーが対象。
参加サーファーはライディング動画をSNSに投稿し、毎週サーフィンオーストラリアのエキスパートジャッジがレビューしてリーダーボードランキングを発表。
リーダーボードによって各サーファーのプロファイルにも触れる事ができるので、新たな才能が日の目を浴びるチャンスにも繋がるでしょう。
最終的にリーダーボードではトップ5を選出し、選出されたサーファーたちはハイパフォーマンスセンターでトレーニングやコーチングを受けることになります。
また、賞金は2~5位が1,000ドル、優勝は5,000ドルに加えボードライダーズバトルのグランドファイナルでローラ・エネヴァーと共にVIP体験もプラス。
さて、今イベントの強みはオーストラリア最大のサーフィン団体「Surfing Australia」も絡んでいると言う点。
同団体には多くの元CTサーファーがコーチなどとして携わっているので、新たな才能発掘に加え、その才能を磨いてもらえることになるのは大いなる魅力と言えるでしょう。