現地時間2024年3月27日(オーストラリア)、ビクトリア州のベルズビーチがメイン会場のCT(チャンピオンシップツアー)イベント第4戦「Rip Curl Pro Bells Beach」が開催。
イベント2日目となった本日は、ウィンキポップへと移動してウイメンズのラウンド2~3とメンズのラウンド3ヒート5まで開催となりました。
今回の記事は、2024年リップカールプロベルズビーチのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。
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イベントレポート
ウイメンズ
昨日のベルズボウルからウィンキポップに移動し、ウイメンズのラウンド2からスタートになった本日。
ラウンド2では、インディア・ロビンソンとアリッサ・スペンサーが3位となってイベント敗退を喫することに。
その後はウイメンズのラウンド3へと続き、本日のシングルハイエストスコア8.67をマークしたのはキャロリン・マークス。
キャロリンのベルズやJベイといったビッグウォールでのバックサイドサーフィンは、オッキーのサーフィンに例えられることがあるほど人気が高くジャッジ受けもよいです。
本日はウィンキポップ開催ではあったものの、バックサイドサーフィンであることには変わらず好調な様子を見せていました。
トータルハイエストスコア15.67をマークしたのは、キャロリンと同率でソイヤー・リンドブラッドの2人。
サンクレメンテボーイズならぬガールズのソイヤーは今季ツアールーキーで、このトータルスコアによる現ランキングトップのモリー・ピクラムを早期敗退に追い込みました。
番狂わせで言えば、ワイルドカードのエリー・ハリソンがベルズで2連勝中のタイラー・ライトを破ることに。
ウイメンズのワイルドカードは早期敗退が大半で、それほどCTサーファーとの実力差が大きいのが歴然としていました。
ですが、エリーの今回の活躍を見ていると、近い将来にCT入りしてくるのではと感じさせられます。
トップ5の本日の結果を振り返ると、モリー以外にはベティルー・サクラ・ジョンソンも敗退となっています。
現時点までの結果において、イエロージャージのモリーは次戦ではイエロージャージを失う事が確定しているので、ジョアン・デフェイ、ケイトリン・シマーズ、キャロリン・マークスの誰がイエロージャージを奪取するのか注目が集まります。
本日の結果
メンズ
本日はウイメンズラウンドが連続して開催となったので、てっきりメンズラウンドは開催されないと思っていたので意外なコールでした。
ただし、開催となったのはわずか5ヒートのみだったものの、番狂わせが発生することに。
その番狂わせを演じたのは、元CTサーファーで今回はリプレイスメントで出場しているモーガン・シビリック。
モーガンが早期敗退に追い込んだビッグネームはジャック・ロビンソン。
ただ、モーガンはルーキーイヤーにCTランク5位になった経験もあるので、それほどビッグサプライズとは言えないかもしれません。
モーガンの次なる対戦相手は同郷のライアン・カリナンと言う事で、さらなる波乱を巻き起こすことになるのか注目です。
メンズでトータルハイエストスコア15.23、そしてシングルハイエストスコア8.50をマークしたのはサミュエル・プポ。
風の影響が入りまくったバンピーなコンディションで、あれだけ好き勝手にマニューバを入れられたら対戦相手としては堪ったもんじゃないですね。
こういった日のイベント開催の結果こそ、どのようなサーフスポットを持つホームで育ったのかに左右されると言えます。
ワールドクラスのサーフスポットを転戦するドリームツアーと言えども、自然相手のスポーツなのでこういった日もあると言うことですね。
本日の結果
ハイライト動画
波予報
今後の波予報ですが、現時点においてはここ2日間よりも良くなることはない見込みとなっています。
明日28日から明後日29日まではサイズが小さくオンショア予報なので、レイデイ(Layday:イベントのオフ日)になる事でしょう。
おそらく再開になると見られるのが30日で、コメンテーターも30日に期待と言ったセリフを残していました。
残り期間の中でも30日はマシな方なので、予報通りとなればおそらくメンズを一気に進行していく流れになると思います。
まとめ
日本とビクトリア州では2時間の時差があり、ビクトリア州が2時間進んでいます。
ファーストコールとなる現地時間の3月28日午前7時45分は、日本時間では同日午前5時45分となります。
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公式サイト「Rip Curl Pro Bells Beach」