今シーズンのCT(チャンピオンシップツアー)イベントは欠場続きとなっているブラジルのジョアン・チアンカ「Joao Chianca」(23歳)。
その理由は、12月頭にオアフ島ノースショアのバックドアでのワイプアウトで意識不明となり、緊急搬送されたためです。
そんなジョアンは現在リハビリに励んでいるそうです。
今回の動画は、ジョアン・チアンカの事故前までのオアフ島ノースショアでのフリーサーフィン映像をお届けします。
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チャンビーニョのニックネームを持つジョアン。
兄でビッグウェイブサーファーのルーカス・チアンカはチャンボと、同じ名字からのニックネームにして異なるのは面白いですね。
さて、話を戻して緊急搬送となったジョアンの当時の容体ですが、スタブ誌のインタビューによると頭部の損傷が大きかったようです。
具体的には、リーフにヒットしたであろう後頭部は14針のスティッチ、頭部全体で脳出血、頭部右側に骨折などとのこと。
今後の目途としては、ジョアンはパリ五輪出場権を獲得しているので、オリンピック開催までには全快に戻したいそうです。
ただ、良いニュースとしてはすでにサーフィン復帰を果たしているとか。
脳への損傷と言えばすぐに頭に思い浮かぶのはオーウェン・ライトで、オーウェンもバックドア/パイプラインでのワイプアウトで脳を損傷。
そしてサーフィン復帰しようとしたものの、トラウマからなのかサーフボードの上に立ち上がれない状態がしばらく続いていたことを考えると、現状におけるジョアンは順調な回復と言えるのかもしれません。
何はともあれ、ジョアンのビッグバレルでのワイルドなチャージはエキサイティングなので、オリンピックまでには完全復帰していることを期待したいところです。