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Photo by Aaron Hughes/World Surf League

現地時間2024年4月18日(オーストラリア)、西オーストラリア州マーガレットリバーが会場のCT(チャンピオンシップツアー)イベント第5戦「Western Australia Margaret River Pro」が開催。

イベント5日目となった本日は、ウイメンズのラウンド3のヒート4以降の5ヒートのみが開催されました。

今回の記事は、2024年マーギーズプロのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

厳しいコンディションながらもウイメンズのクオーターファイナリストを決定させることになった本日。

マーギーズプロでスモールコンディションのレフト勝負になったのをCTイベントで見たのは初めてのような気がします。

何はともあれここまで進行したので、ミッドシーズンカット対象者がかなり絞り込まれてきました。

本日の結果をもってボーダーラインにいるのは、トップ10ではガブリエラ・ブライアンとレイキー・ピーターソンの2名。

トップ10圏外では、ソイヤー・リンドブラッド、サリー・フィッツギボンズ、インディア・ロビンソンの3名。

上に2名、下に3名と数が釣り合っていない理由は、クオーターファイナルでソイヤーとサリーが対戦するので、負けた方がツアー落ち確定となるためです。

トップ10にいながら厳しい状況なのはレイキーで、本日レイキーはイベント敗退となったので自力でのツアー残留は不可能な状況に陥る結果となりました。

ツアールーキーのソイヤーはクオーターでサリーを破ればツアー残留を決めることになりますが、相当なプレッシャーがかかる中での対戦になることでしょう。

しかも、イベント最終日が8~10フィートにサイズアップ予報の21日開催となれば、サリーが得意とするコンディションとなるので。

これからがドラマティックな展開となるので楽しみにしたいところです。

本日のシングルハイエストスコア9.10、トータルハイエストスコア16.43をマークしたのはランキングトップのケイトリン・シマーズ。

昨シーズンを見ても強く感じたのが、ケイティのバックサイドは相当ジャッジ好みと言う点。

ウイメンズのバックサイドで評価が高いのはキャロリン・マークスのパワーサーフィンですが、ケイティは線が細いラインなのに評価が高いのは興味深いところです。

おそらくケイティの場合はクリティカルセクションへのアプローチやリカバリーのテクニカルな面が高く評価されていると感じます。

そんなケイティの次なる対戦相手はパワーサーファーのタイラー・ライトで、ビッグサイズのサーファーズポイントが舞台となれば興味深いマッチアップになりそうです。

本日の結果

ハイライト動画

波予報

今後の波予報ですが、ホールディングピリオド最終日となる21日が8~10フィートにサイズアップ予定なので、イベント最終日は21日の予定で進行していく事でしょう。

となると、メンズのラウンド4を行うのは明日19日か明後日20日のいずれかとなり、明日は少しサイズアップの4~6フィート、明後日は再びサイズダウンの3~4フィートの見込み。

予報通りであれば、明日19日にメンズのラウンド4のみを終了させ、イベント最終日に備える進行になると見られます。

まとめ

オーストラリアの西オーストラリア州と日本の時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。

次なるファーストコールの4月19日午前6時45分は、日本時間の同日午前7時45分となります。

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公式サイト「Western Australia Margaret River Pro

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