Photo by Aaron Hughes/World Surf League

現地時間2025年4月11日(エルサルバドル)、ライトポイントのプンタロカが会場のCT(チャンピオンシップツアー)イベント第4戦「Surf City El Salvador Pro」が開催。

イベント7日目となった本日は、メンズのラウンド4と男女のクオーターファイナルが開催されました。

今回の記事は、2025年エルサルバドルプロのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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2025年エルサルバドルプロのイベントレポート

メンズ

ラウンド4~クオーターファイナルの2ラウンドが開催された本日のメンズ。

ラウンド4でのトータルハイエストスコア15.33、シングルハイエストスコア8.50をマークしたのはツアーベテランのミゲル・プポ。

8.50をマークしたライディングの後半で見せたフローターは圧巻のパフォーマンスでした。

一時期、フローターはアクションではなくあくまでも繋ぎのテクニックだからスコアに直結しないと言われた時期もありました。

でしたが、今回はフローターもハイスコアに貢献したと言えるほど迫力のあるアクションに昇華していたのが印象的でした。

ちなみに、今回のようにド派手で迫力満載のフローターは英語で「ロックンロールフローター」と呼ばれたりします。

ミゲルと同じく8.50をマークしたサーファーは他に2人いて、ジョーディ・スミスとコール・ハシュマンド。

ジョーディと言えば南アフリカのJベイを得意とするサーファーで、同じライトのポイントブレイクという事でプンタロカと相性が良いサーファー。

特にサイズアップしてビッグウォールが姿を見せれば、ジョーディのサーフスタイルと相性が良く、本日はまさにジョーディ好みのコンディションを迎えたと言えます。

そして、ここまで絶好調であったレオナルド・フィオラヴァンティを僅差で破る結果を残しました。

バックサイドとなるコールの8.50は、パワフルなトラックでターンを繰り返し刻み続けるライディング。

ただ、少し単調なバリエーションのようにも見え、SNSのコメント欄を見ると同様の意見が多々見受けられます。

ちなみに、コールはアレホ・ムニツと対戦して、トータルスコアはタイとなりシングルハイエストをマークしたコールが競り勝つ結果となりました。

クオーターファイナルに進み、トータルハイエストスコア14.43をマークしたのはクロスビー・コラピント。

イーサン・ユーイングとのマッチアップとなったクオーターでは、イーサンが同ヒートのシングルハイエストとなる8.17をファーストライドで獲得。

圧倒的にイーサン有利かと思われたのですが、クロスビーがミディアムスコアを2本揃えた一方、イーサンはバックアップスコアを揃えることが出来ずクロスビーがセミファイナル進出を確定させました。

今季のクロスビーは怪我で最初の2戦を欠場していたので、今イベント前のCTランクは34位と厳しい展開でした。

なのですが、次のセミファイナルを勝ち上がれば一気にミッドシーズンカットラインのトップ22入りとなるので、セミファイナルは重要な一戦となります。

クオーターのシングルハイエストスコア8.67をマークしたのは再びのジョーディ・スミス。

しかも、現ランキングトップで優勝候補であったイタロ・フェレイラを破る大金星となりました。

やはりジョーディのような大柄なサーファーにオープンフェイスのロングウォールでのレールゲームは映えますね。

ヒート結果

ウイメンズ

メンズのラウンド4終了後に開催となったウイメンズラウンド。

クオーターファイナルが行われたので、ウイメンズは4ヒートのみ開催されました。

本日のシングルハイエストスコア9.23、トータルハイエストスコア17.40をマークしたのはガブリエラ・ブライアン。

シングルと言いトータルと言い、これほどまでのハイスコアがマークされたのはウイメンズでは久しぶりと言った印象を受けます。

ウイメンズのクオーターファイナルは大半がパワーサーファーが勝ち上がった中、テクニカルが際立つケイトリン・シマーズもセミファイナル進出を果たしました。

そんなケイティは、セミファイナルでは今イベントで絶好調のガブリエラと対戦することに。

タイプの違うサーファーによるマッチアップで、ジャッジ基準がどのようになるのか楽しみな一戦ですね。

ヒート結果

2025年エルサルバドルプロ7日目のハイライト動画

プンタロカの波予報

12日がホールディングピリオド最終日という事で、確実にイベントはオンになるでしょう。

サーフラインによる波予報では、波のサイズは本日と同じく6~8フィートの予報となっています。

まとめ

日本とエルサルバドルの時差は15時間で、日本の方が15時間進んでいます。

同イベントのネクストコールとなる現地時間の2025年4月12日午前6時45分は、日本時間では4月12日午後9時45分となります。

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公式サイト:「WSL

2025年エルサルバドルプロの過去記事

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