Photo: WSL / Sean Rowland

東京五輪からオリンピック競技に加わったサーフィン。

東京五輪とパリ五輪に引き続き、3度目の開催となるのが2028年ロサンゼルス五輪です。

そしてロサンゼルス五輪の会場が正式に発表となりました。

今回の記事は、2028年ロサンゼルス五輪の会場がローワーズ(ローワー・トレッスルズ)に決定したニュースをお届けします。


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正直言って、ローワーズ決定に関しては予想通りと言う結果ではないでしょうか。

南カリフォルニアという事で、過去の実績からローワーズまたはハンティントンビーチが有力と言われていたものの、波のクオリティで考えればローワーズ以外あり得ないのが現実でしたので。

ウェイブプールと言う声もあったものの、東京五輪の時点でISA(国際サーフィン連盟)のフェルナンド・アギーレ会長が「ウェイブプール開催はない」ときっぱり反応していたので、会長が変わらない限りウェイブプール開催はないと思います。

今回の決定に関するフェルナンド会長のコメントは以下の通り。

チョープーでのサーフィン競技の大成功を受け、我々は世界中の多くのアスリートと意見交換を交わしてきました。

その中でロサンゼルス五輪での成功にはベストなパフォーマンスウェイブが不可欠であり、その場所に相応しいのがローワーズであるのは間違いありません。

我々はLA28の首脳陣や国際オリンピック委員会によるアスリートにとって最高のコンディションへの理解とサポートに感謝しています。

今回の決定は、オリンピックサーフィンの海開催という現行の流れをより推し進めることでしょう。

ローワーズのパーフェクトなピークでは、南カリフォルニアでは比類なきハイパフォーマンスなキャンバスが広がっています。

その舞台でオリンピックの栄光を賭けて、世界最高峰のサーファーたちによる対戦を見る事ができることにエキサイトしています。

さて、パリ五輪のチョープーと言うスラブ(slab:底ボレするバレル)から、今度はハイパフォーマンスのローワーズと同じサーフィン競技でありながら、求められるスキルが全然異なるのは興味深いです。

当初は違和感を感じましたが、自然を相手にしたスポーツという事で、逆にこのように一貫性がないのが良いのかなとも思い始めてきました。

何はともあれ、2028年ロサンゼルス五輪を楽しみにしたいところです。

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参照記事「ISA President Applauds Confirmation of Trestles as Venue for Surfing in 2028 Olympic Games

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