Photo by Cait Miers/World Surf League

現地時間2025年4月24日(オーストラリア)、ビクトリア州ベルズビーチをメイン会場とするCT(チャンピオンシップツアー)イベント第5戦「Rip Curl Pro Bells Beach」が開催。

イベント3日目となった本日は、ウイメンズのラウンド3とメンズのラウンド3ヒート8まで行われました。

今回の記事は、2025年リップカールプロベルズビーチのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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2025年リップカールプロベルズビーチのイベントレポート

ウイメンズ

サイズが小さかったのでウィンキポップ開催となった本日。

ウィンキはリッパブルなアクション系の波質なので、サイズが小さくても十分に使えるためです。

本日のトータルハイエストスコア15.00、シングルハイエストスコア8.00をマークしたのはガブリエラ・ブライアン。

エルサルバドルから好調のガブリエラが、本日も勢いが衰えることなくパワーサーフィンでハイスコアを叩き出すことに。

完全にリズムに乗り勝ち方が分かったんだろうなという事で、本当にCTサーファーはちょっとしたきっかけで化ける事を証明していますね。

ちなみに、本日の結果によりガブリエラはCTランクトップタイとなることに。

もう1ヒート勝てばタイブレイクとなり、完全なるCTランクトップに立つ事になります。

本日は今イベント前の時点でCTランクトップのケイトリン・シマーズ、CTランク3位のモリー・ピクラムと言った上位陣が続々と敗退する結果に。

ケイティはサリー・フィッツギボンズ、モリーはルアナ・シルヴァに破れることになりました。

ヒート結果

メンズ

メンズヒートは8ヒートのみ開催となった本日。

本日のトータルハイエストスコア16.10をマークしたのは五十嵐カノア。

スロースタートとなったカノアはヒート終盤、リアムにリードされている展開でしたが、ヒート残り5分台で乗った波でレールゲームが際立つレパートリーで8.50をマークして逆転。

さらにヒート終了間際に乗った波で7.60をマークしてトータルスコアを塗り替えての結果となりました。

カノアのサーフスタイル的にはベルズビーチよりもウィンキポップの方が相性が良い感じですね。

本日のシングルハイエストスコア8.83をマークしたのはイーサン・ユーイング。

ベルズでの優勝経験のあるイーサンは、サーフスタイル的にはカノアとは対照的にベルズの方が合うと思うので意外な結果と言えました。

波が早いブレイクでクイックな動きが目立ち、イーサンらしいと言うライディングではなかったのですが。

その点が逆に波を余すことなく活用しきれたと言う見られ方をしたのかもしれません。

アクション系のウィンキポップと言ったらエアーが合う波で、セス・モニーツが8.00をマークした水平回転のフルローテーションはインパクト満載でした。

水平回転のフルローテーションと言えば、どうしてもかつてケリー・スレーターがミック・ファニングとのファイナルでベルズビーチのリンコンでメイクしたパーフェクト10を思い出してしまいます。

ヒート結果

リップカールプロベルズビーチ3日目のハイライト動画

今後の波予報

今後の予報は、前回開催の時点では25~28日までは4~6フィートで似たり寄ったりのコンディション予報でした。

しかし、26日の午後からコンディションが悪化していく予報に変化しています。

だからこそ、サイズの小さかった本日がオンになったと言うわけですね。

という事で、明日25日はメンズをメインにマラソンデイになってヒートを一つでも多くこなしていき、26日にイベント最終日という進行になるのではと予想しています。

まとめ

日本とオーストラリアのビクトリア州の時差は1時間で、日本の方が1時間遅れています。

ネクストコールとなる現地時間の2025年4月25日午前8時15分は、日本時間では同日19日午前7時15分となります。

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公式サイト「WSL

2025年リップカールプロベルズビーチの過去記事

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