Photo by Alan Van Gysen/World Surf League

現地時間2025年7月12日(南アフリカ)、Jベイ(ジェフリーズベイ)をメイン会場とするCT(チャンピオンシップツアー)イベント第10戦「Corona Cero Open J-Bay」が開催。

イベント2日目となった本日は、メンズのラウンド1~2とウイメンズのラウンド2が開催となりました。

今回の記事は、2025年Jベイオープンのイベントレポート、ヒート結果、ハイライト動画、今後の波予報と言ったイベント情報をお届けします。


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2025年Jベイオープンのレポート

メンズ

本日のトータルハイエストスコア16.43、シングルハイエストスコア9.43をマークしたのは、ミスターJベイに相応しい現ランキングトップのジョーディ・スミス。

ジョーディはラウンド1ではクロスビー・コラピントに破れはしたものの、ラウンド2ではホーム開催のギャラリーを沸かせるパフォーマンスを見せました。

ちなみに、Jベイイベントになるとよく見かける「BRU(ブル)」と言う表現ですが、「Brother」の南アフリカ版の略です。

アメリカだと「Bro(ブロゥ)」、ハワイだと「Bra(ブラ)」になります。

ジョーディのシングルハイエストよりスコアが劣るものの、個人的にインパクトがあったのはヤゴ・ドラによる9.33。

ライディング終盤までのターンだけでも見応えがあり、さらにエンドセクションではフルローテーションをメイク。

メイクした瞬間はパーフェクト10が付くと思ったものの、上限の余白を残すためか結構厳しめのスコアリングに感じました。

3人のジャッジが9.5をコールした一方、2人のジャッジが9.0と言う判断を下していたわけなので。

個人的に今イベントで優勝候補の一人だろうと感じたのはレオナルド・フィオラヴァンティ。

本日は2ndトータルハイエスト16.13をマークし、唯一エクセレントレンジを2本揃えています。

最近のレオの完成度の高さを見ていると、1度優勝すれば一気に勢いに乗るタイプだと感じます。

ちなみに、意外なことにレオはCTイベント優勝をまだ果たしていません。

本日のエンタメとして、ローカルでワイルドカード出場のマシュー・マギリヴレーがスカイダイビングでビーチで登場。

まるでジェームス・ボンド並みの派手なパフォーマンスには、思わず笑みがこぼれたギャラリーが多かった事でしょう。

ヒート結果

ウイメンズ

ラウンド2の4ヒートのみ開催となったウイメンズサイド。

本日のトータルハイエストスコア13.00をマークしたのはケイトリン・シマーズ。

派手なパフォーマンスと言うわけではなかったものの、着実に6ポイント台を2本揃えての結果となりました。

本日のシングルハイエストスコア7.07をマークしたのはタイラー・ライト。

エリン・ブルックスと対戦したタイラーは、ヒート終盤ではエリンにリードを許していて逆転に必要なスコアは6.94。

そんな中、ヒート残り数分にノンプライオリティで乗ったインサイドの小波で全てのパワーをぶつけ、7.07をマークして逆転劇を演じることに。

敗者復活戦のラウンド2が終了したということで、イベント敗退者が4名出ました。

ヒート順に、サラ・バウム、ルアナ・シルヴァ、フランシスカ・ヴェセルコ、エリン・ブルックスが敗退を喫しています。

ヒート結果

Jベイオープン2日目のハイライト動画

Jベイの今後の波予報

今後の波予報で最大サイズとなるのは18日の8~12フィートで、それ以外は比較的Jベイにしては小振りなサイズ続きの見込み。

イベントを終了するには後2日は必要なので、18日をイベント最終日にもっていく予定として、その前に開催日となる確率が高いのは13日または16日の4~6フィートの予報日。

コンディション次第でどちらにゴーサインが出てもおかしくない予報なので、ライブ中継をチェックしたい方は当日のコールを見逃さずに。

まとめ

日本と南アフリカは7時間の時差があり、日本が7時間進んでいます。

ネクストコールとなる現地時間の7月13日午前7時15分は、日本時間では同日13日午後2時15分となります。

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公式サイト「WSL

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