
まだまだ夏休みとして訪れる予定の方が多いと思うインドネシアのバリ島。
世界的な観光地であり、物価の安さやローカルの暖かさなど魅力的なエリアですから。
そんなバリ島ですが、大洪水に見舞われると言うショッキングなニュースが報道されています。
今回の記事は、インドネシアのバリ島で9日夜間から降り始めた雨により大洪水になったというニュースをお届けします。
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ニュースを見た瞬間にかなり心が痛んだ今回のアクシデント。
僕自身も今年7月にバリ島で2週間ほど滞在していたため、ニュース動画の映像がにわかに信じられなかったためです。
僕も何度も訪れているサンセットロードなんかも川のようになっていますので…。
現地報道によると、今回の大洪水で少なくとも10名以上の方が命を落としたとの事です。
さて、ここで驚きなのが現在は乾季(4~10月)であるはずのバリ島でなぜこれほどまでに雨が降ったのかと言う点。
インドネシア自体は赤道直下の国であるものの、バリ島を含め国土の大部分は南半球に位置します。
そのため、同じく東南アジアの国々とは乾季と雨季が逆になると言う不可思議な現象が発生します。
そんなインドネシアですが、4月から乾季となっているものの、すでにコロナ前からジャカルタなどでは5月であっても雨季のようにスコールが降る事が珍しくありませんでした。
今年に関しては7月にジャカルタに滞在していた時もスコールに何度も見舞われましたし。
その時に感じたのが、気象データがどこまで正確なのかと言う点。
調べて見ると、日本で気象観測がスタートしたのは約150年前という事で、集約されているデータは2025年の現代においてごく一部分。
つまり、その短い期間だけを切り取って季節が定義されてきたということで、ずれていく可能性は十分にあると感じていて、実際に今年は大きく動いたという印象を感じます。
ただ、体感としては感じるのは、季節の移行期がずれていると言うよりも、インドネシアの場合はかつては11~3月が雨季と言われていましたが、雨季の期間が長くなってきているように感じます。
僕はインドネシアで暮らしているわけではなく、あくまでも乾季に2か月滞在しているだけなので何とも言えませんが。
とにもかくにも、死者がでているほどなのでただ事ではないので、被害が落ち着く事を切に願っています。