Photo: WSL / Damien Poullenot
Photo: WSL / Damien Poullenot

2026年10月23日(ポルトガル)、ペニシェのスーパーチューボスをメイン会場とするCT(チャンピオンシップツアー)第10戦「MEO Rip Curl Pro Portugal」が終了。

イベント最終日の本日は、ウイメンズはモリー・ピクラム、メンズはグリフィン・コラピントの優勝で幕を閉じました。

本日の記事は、2026年リップカールプロポルトガルのイベントレポート、本日の結果、ハイライト動画、最新CTランキングなどと言ったイベント情報のニュースをお届けします。


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2026年リップカールプロポルトガル最終日のイベントレポート

ウイメンズ

イベント最終日の本日は波がサイズアップとなり、昨日よりもオープンワイドなバレルが増えた事で格段にメイク率が高くなることに。

ウイメンズのセミファイナルもこのコンディションで開催してあげれば良かったのにと思うほどでした。

モリー・ピクラムとケイトリン・シマーズのファイナルは、いずれもバレルをメイクするレベルの高いヒートとなることに。

そんな中で決め手となったのは、モリーがヒート中盤にメイクしたBS(バックサイド)バレル。

モリーと言えばパイプイベントでもBSバレルのスキルの高さを見せていて、今回のファイナルでもBSバレルで7.83をマーク。

このハイスコアが決め手となり、今季のCTイベントで初優勝を飾りました。

また、カリッサ・ムーアを抜いてCTランキングトップに立ちました。

優勝したモリーのコメントは以下の通り。

土ボタルが本当にやってのけたわ。

この瞬間を待って夜更かししてくれた友人や家族のみんな、本当にありがとう!

みんなの前で優勝できて最高だわ。

たくさんの人が私を支えてくれていて、みんなの期待に応える事が大好きだから、今はまさに天にも昇るような気持ち。

スーパーチューボスでの優勝は私の夢だった。

ポルトガルはブラジルのエネルギーとパイプラインが融合したような場所で、私が大好きな場所の2つなんだ。

ここで優勝できて本当に感謝しているし、夢は叶うもの。

ちょうどいいタイミングで調子を取り戻せて本当に嬉しいわ。

みんな一生懸命頑張っているのに、優勝できる人はそう多くない。

だからこそ、今年この勝利を手にできて最高に嬉しいの。

*「土ボタル」とはオーストラリアとニュージーランドに生息するお尻から青白い光を放つ昆虫(観光ツアーとして定番)。モリーはバレルの奥深くにポジショニングする自身の姿を土ボタルに例えた表現となります。

ヒート結果

メンズ

優勝したグリフがセミファイナルで対戦したのは現CTランクトップのヤゴ・ドラ。

本日は乗る波によってスコアポテンシャルがかなり制限されたと言う印象を受けるジャッジ基準となっていたので、ヤゴが若干小さめの波でダブルバレルをメイクしてもあまりスコアが伸びず。

また、ヤゴにしては珍しく完全にメイクに至るだろう軌跡を描いたフルローテーションの着地でワイプアウトしたりと、いつものらしさを見せる事ができませんでした。

一方のグリフは、セットに乗り完璧なラインでBSバレルをメイクして7.83をスコアし、バックアップスコアはラストライドで6.50を叩き出して圧勝することに。

ファイナルではガブリエル・メディナとのマッチアップ。

ヒート序盤のファーストエクスチェンジは、グリフが8.17、ガブリエルが7.67とハイスコア揃いでファイナルがスタート。

グリフは間髪おかずに2本目に乗り、バックアップスコアとして7.56をマークすることで通常のヒートだとすでに勝利宣言となってもおかしくないトータルスコアを揃えることに。

しかし、相手はガブリエルという事で強敵で、ガブリエルは2本目の波で8.20をマークする事でグリフを逆転。

この時点で、まだヒート残り時間は30分ほどありました。

その後のグリフは追う展開が続き、ヒート中盤になるとガブリエルが8.57をマークしてリードを広げ、グリフが逆転に必要なスコアは8.60。

本日のスコアラインではかなり厳しいスコアであったものの、ヒート残り10分辺りでセミファイナルと同じくBSバレルで9.43をマークして大逆転を果たし優勝に至りました。

グリフにとって今季のCTイベントでは初優勝となり、ランキングは3位アップしてCTランク3位になることに。

優勝したグリフのコメントは以下の通り。

波は最高だったし、まさに夢のような時間だった。

ガブリエルとのヒートは、非現実のように感じたね。

シーソーゲームの様相になり、アンディやケリーの時代を思い出したよ。

子供の頃、あの世代の選手たちを見て育った僕は、いつか自分もあんなことができるようになりたいと願っていた。

今回のヒートは、まさにそんな感覚だったんだ。

ポルトガルは僕にとって特別な場所。

エリセイラで優勝した弟に続き、自分も優勝できたのは夢のようだった。

クロスビーが優勝した時、僕は「気を引き締めなきゃならない」って気付かされ、クロスビーには本当に刺激を受けた。

今週は運命が味方してくれたね。

物事が上手く転がったようにも感じたけど、それは舞台裏での努力や、僕が毎日積み重ねてきたことの賜物でもある。

ただただ感謝しているよ。

ヒート結果

リップカールプロのイベントハイライト動画

最新CTランキング

ポストシーズン入りして最初のイベントを終えたのですが、個人的にはポストシーズン入りしたサーファーがほぼ来季のCT残留確定のようなイメージがありましたが、トータルポイントで考えるとあまり大きな影響はないようにも見えます。

メンズで言えばCT22位と23位のサーファーで、今イベント結果で差が開いていませんし。

ということで、パイプマスターズの最終戦までCTサーファーはリクオリファイに向けて気を抜けない展開が続きそうです。

ウイメンズ

メンズ

まとめ

次なるCTイベントはフィリピンのシャルガオ島クラウド9へと舞台を移して行われるCT第11戦「Philippines Pro」。

同イベントのホールディングピリオドは2026年10月31日~11月10日の設定となります。

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公式サイト「WSL」

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