blank

今季WCTランキング7位といったコンテスト結果も然ることながら、ナチュラルビューティーといった側面からも注目度の高いマリア・マニュエル「Malia Manuel」(23歳)。

そんなマリアが育ったのは、パワフルな波が押し寄せるハワイのカウアイ島。女性サーファーでありながら、ハードコアで知られる特殊な環境で育ったと言えます。

今回の動画は、マリア・マニュエルが語る幼い頃のサーフィン環境から、現在の環境との違いやサーフィンにおける目標といったインタビュー映像をお届けします。


スポンサーリンク


近年では世界中で増えている女性サーファー。とは言うものの、少し時代を遡れば、女性サーファーがラインナップに浮いている状況は珍しいものだったそうです。

4×ワールドチャンピオンのリサ・アンダーソン(47歳)なんかも、フロリダでサーフィンを始めた頃に、女の子のサーファーを見たことがなかったと口にしていたこともありますので。

では、現在23歳のマリアが幼かった頃は?「周りは男の子ばかりだった。男の子にインスパイアされたことで、今の私があるのかもしれないわ」と言います。

女性サーファーの増加といった変化に加え、サーファーのアスリート化も著しい現代。当然、アスリート化の波は、環境にも変化を及ぼしているとのこと。

「今のキッズは、カスタムボードを持っていたり、トレーナーや栄養士が付いたりするの。アスリートになる上での環境は万全で、羨ましくも感じるわ」。

近年ではメンズサーファー同様、ウイメンズサーファーもビッグウェイブチャージをするようになりましたが、この点については女性のビッグウェイブチャージがレアな世代で良かったとの本音も。

「男の子と違って、ジョーズやパイプラインなんかで自己アピールする必要もない時代だったから、女の子で良かったって心から感謝してたわ」。

今後追求するサーフスタイルは「テクニック。ケリー、ミック、アンディなんかを参考にして、バリエーション豊富なテクニックや予測不能なライディングスタイルを磨いていきたいわ」とのこと。

常に進化を続けるサーフィン。登山のような頂上は存在しません。だからこそ、向上心を失わない限り、止めることができないのかもしれません。

*マリア・マニュエルに関する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。

マリア・マニュエルなど4名の女性サーファーがケリーのサーフ・ランチを満喫

カリブ海のパーフェクトライト!世界の女性トッププロ4名によるフリーサーフ動画

マリア・マニュエルにとってアウターアイランドのマウイ島でのフリーサーフ動画