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via Stab

日本時間の明日開催と予想されているCTイベント最終戦「パイプマスターズ」のトライアルイベント。

そのトライアル出場予定であったマウイ島出身のタナー・ヘンドリクソンの出場資格取り消しをWSL(ワールドサーフリーグ)が突如発表しました。

今回の記事は、WSLが問題視したタナー・ヘンドリクソンの事件に関するニュースをお届けします。


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WSLによる発表は以下の通り。

WSLはCTサーファーであるマイケル・ロドリゲスに絡む事件の真相を解明するまで、暫定的にタナー・ヘンドリクソンのWSL全イベントへの出場資格を停止します。

そのため、タナーに与えられていたパイプマスターズのトライアル出場資格も取り消しとしました。

事件の内容についてglobo.comによると、現地時間の12月11日午後、ビーチでライブ配信インタビューを受けていたマイケルがインタビュー終了後にタナーと遭遇し、タナーがマイケルを押したことで互いに殴り合うほどのケンカに発展したとのこと。

一方、タナーにインタビューしたスタブ誌によると、これまでに何度もマイケルから目の敵にされ、ケンカを売られていたものの交わしていたというタナー。

今回の遭遇では、マイケルがわざと肩をぶつけてきて、挑発するかのようにファイティングポーズを取ってきたので乗ってしまったとのこと。ちなみに、撮影されていたとは知らなかったので、まんまと嵌められたとも語っています。

マイケルの言い分がない状態なので何とも言えないのですが、「押した」や「肩をぶつけた」程度でコンテストを控えたサーファー同士が即座にケンカに発展した状況を考えると、何らかの因縁があったことは間違いないでしょう。

一つ不思議な点として、互いに手を出した事件のようなのですが、WSLはタナーに対しては出場資格取り消し処分を下したものの、マイケルについては現時点において何ら処分を下していない点が気になります。

また、発表内容を見ると事件が真相解明していないにもかかわらず、完全にタナーが加害者といった内容も引っ掛かります。

今回の事件の進展について、新たな情報が発表され次第お届けしたいと思います。