マウイ島出身のカイ・バーガー「Kai Barger」(25歳)。ハワイアンのパワフルなアプローチ、それにモダンサーフィンのエアーを取り入れたオールラウンドなサーファーとして、2009年にはワールドジュニアチャンプに輝きました。

ハワイのトップサーファーは、若い頃から太いラインを描くサーファーが多く、それだけでも十分にワールドツアー入りできる実力なので、カイもすぐにワールドツアー入りするかと思いましたが、異なることに。

数年前までコンスタントにWQSイベントに参戦し、2011年にはWQSランク71位をマーク。しかし、その後はWQSイベントに出場する回数も減り、ランキングも出場回数に伴って100位台へと落ちています。

今回の動画は、そんなカイによるホームでのフリーサーフ映像となります。この映像を見れば誰もが感じると思いますが、間違いなくワールドツアー上位陣と同等のサーフィンをしています。

昨年後半、ダスティ・ペインとジュリアン・ウィルソンのトリップ記事をアップした時にも、今回の記事同様、実力とコンテスト結果が見合ってないとの内容を記載しました。

するとその直後、WQSランク100位近くであったダスティはプライムイベントのラスト2戦の結果でワールドツアー入りを決め、ジュリアンはトリプルクラウン制覇を果たすことに。

もしかしたら、今年はカイがコンテストで二人を追随するような結果を残すかもしれませんね。カイ本人が、ワールドツアー入りを目標の一つに掲げているのかは定かではありませんが・・・。


スポンサーリンク