先日6月20日(土曜)、11年目の開催となったインターナショナル・サーフィン・デイ(International Surfing Day)。米サーフィン・マガジン誌と非営利団体のサーフライダー・ファンデーションが、2004年からスタートさせたイベントです。

この日は、世界中で、サーフコンテスト、BBQ(バーベキュー)、サーフフィルムの試写会、サーフ関連アクティビディが行われ、サーフィンを祝う一日となっています。

世界各地で様々な催し物が行われる中、カリフォルニアのハンティントンビーチでは、ギネス世界記録に挑戦したとのこと。そこで今回の動画は、ギネス記録に挑戦した際の映像をお届けします。


スポンサーリンク

ハンティントンでチャレンジする事になった内容は、一本のボードで一度に何人が乗ってライディングできるのかを競うギネス記録。過去の記録は、2005年にオーストラリアで行われ、47名が39フィートのボードに乗っての事でした(一般的なボードの長さは6フィートほど)。

実はその翌年2006年には、2005年にギネス記録を達成した際のボードを使い、ハンティントンビーチで60名でのライディングを成功させています。しかし、その際はギネスの審査員を呼んでいなかったため、非公式の記録となります。

今年準備したボードは、長さ42フィート、厚さ16インチ、重さ612キロというモンスターサイズのボード。ボードのテンプレートは、ツアーサーファーであるミシェル・ボウレズのモデルで、ミシェルのボードを7.5倍にスケールアップしたものだそうです。

完成したボードは、ハンティントンビーチで開催されるUSオープンで2×チャンピオンとなったローカルヒーローのブレット・シンプソンのボードのレプリカにするべく、ブレット仕様のペイントを施しすという念の入れよう。

これほどまでの気合の入れ方は功を奏し、66名でのライディングを成功させ、ギネス記録更新を達成しました。みんなで力を合わせたチャレンジとあり、連帯感も生まれ、大いに盛り上がったとの事です。

サーフィンに関するギネス世界記録の過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。

ギネス記録となった世界最多回数のターンが可能なロングウェイブ