ジョンジョン・フローレンスの優勝とワールドチャンピオン決定で幕を閉じたポルトガルでのWCTイベント「メオ・リップカール・プロ・ポルトガル」。
同イベントのクオーターファイナルが開催された10月24日、メイン会場であるペニシェのスーパーチューボスにはパワフルかつワイルドなスウェルが押し寄せていたことは記憶に新しいですよね。
今回の動画は、10月24日にポルトガルのビッグウェイブスポット「ナザレ」に2016/2017年シーズン初となるビッグスウェルが押し寄せた際の映像をお届けします。
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まずは、WCTイベントの開催エリアとなっているペニシェとナザレの位置関係を下記地図からチェックして下さい。
赤ピンを刺している場所がナザレとなり、ペニシェもナザレも北大西洋に面したポルトガルの西向き沿岸。つまり、同じようなスウェルを拾うということです。
このナザレですが、世界的なビッグウェイブスポットとして知られるようになったのは、ビッグウェイブサーファーであるギャレット・マクナマラがビッグウェイブのギネス記録を打ち立てたため。
ギャレットがナザレを知るきっかけとなったのは、2010年、ローカルボディボーダーから「僕のホームのナザレでサーフしてよ。とんでもないビッグウェイブが割れるんだから」という旨のメールをもらったためとのこと。
メールをもらうまでは、ナザレという場所について一度も耳にしたことすらなかったというギャレット。しかし、今ではナザレを知らないビッグウェイブサーファーはいないほど有名となっています。
今シーズンはBWT(ビッグウェイブツアー)イベントの会場ともなっているナザレ。シーズン入りしたナザレで、どのようなビッグセッションが繰り広げられるのか楽しみです。
https://youtu.be/ZX8F07LY-68
ナザレに関する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
パドルインがメインのナザレ(ポルトガル)@2015/2016年シーズンのハイライト動画
自分を取り戻すために2年振りにナザレ(ポルトガル)に戻ってきたマヤ・ガベイラ
ナザレでビッグウェイブに乗りながらバイオリンを弾いたサーファー