Photo: Surfline
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10月7日、ウェイブガーデンを利用した現代ウェイブプールとしては、アメリカ初のオープンとなった米国テキサス州オースティンの「Nランド・サーフ・パーク(NLand Surf Park)」。

Nランドが念願のオープン!世界で二つ目となるウェイブガーデン使用の商業ウェイブプール

ウェイブガーデン利用施設としては、昨年夏にオープンしたウェールズ(イギリス)のサーフ・スノードニアに次ぐ、世界で二つのウェイブプールとして注目を集めています。

今回の動画は、プロサーファーのディロン・ペリロ(Dillon Perillo)とマイケル・ダンフィー(Michael Dunphy)の二人が、Nランドを訪れたドキュメンタリー映像が公開されたのでお届けします。


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スノードニアと同じくウェイブガーデンを使用していながら、Nランドの波の方がサイズがあるなど様々な情報が錯綜しています。ならば、実際のところはプロサーファーが体験してみて、感想を聞いてみるのがベストではないでしょか。

ディロン・ペリロのコメント

波を考えながらライディング可能な点が普通とは違う。海でのサーフィンは展開が早くて、波を考えてたらすでにブレイクしちゃってるからね。

カリフォルニアでも、Nランドと同じくらいロングライドできるポイントブレイクはあるけど、100人くらいはラインナップにいるから、ウェイブプールくらいの波数に乗るのは無理。

マイケル・ダンフィーのコメント

ウェイブプールは初体験だった。数本乗るまで慣れなかったけど、慣れちゃえばいつも通りの感じになって、最終的にはスナッパーでサーフしてる気分になったよ。

海でこれだけの本数に乗ったら、パドリングで腕が疲れるんだけど、ウェイブプールだと腕の代わりに足がクタクタになっちゃった。

バージニアで暮らす僕のサーフ仲間がこの波を見たら大興奮だろうね。これまでホームのバージニアで乗ったどの波よりもロングライドだったから。

ウェイブプールさえあれば、海を見たことのない内陸出身者の中からプロサーファーが誕生する可能性が十分にあるよ。そう考えるとポテンシャルはクレイジー。ウェイブプール時代は始まったばかりだし。

上記コメントを見ているだけでも、ウェイブプールが今後もたらす可能性は計り知れないことが分かりますね。今後は、ウェイブガーデンよりもクオリティが高いと言われるケリー・スレーターのウェイブプールも商業化されるわけですし。

<速報>ケリー・スレーターのウェイブプール動画公開!本人ライディング映像付き

ウェイブプール戦国時代に突入した現在。ますます、ウェイブプールから目が離せません。それにしても、ケリーのウェイブプールはいつになったら商業施設としての第一弾が建設されるのですかね!?

参照記事:「Lone Star Stoke