ヒッカドゥワやアルガンベイなど、世界的にも知られるサーフデスティネーションのホームであるスリランカ。
そんなスリランカのアルガンベイにて、イギリス人男性がクロコダイルに襲われて命を落とす事故が発生しました。
今回の記事は、アルガンベイで発生したクロコダイルアタックによるニュースをお届けします。
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事故が発生したのは先週9月14日の木曜日。被害者はイギリス人ジャーナリストのポール・マクレーン(25歳)。
事故の発生現場はアルガンベイの南に位置するエレファントロックと呼ばれるサーフエリアでのこと。
休暇でスリランカを訪れていたポールは、サーフスクールを受講するためにエレファントロックにいたそうです。
その際、トイレに行きたくなったポールはエレファントロックの沿岸から離れ、ラグーン(小さな沼または池)で手を洗っている時にクロコダイルに水中へと引きずり込まれたと見られています。
事実、翌日となる15日(金曜)、同ラグーンにてポールの遺体が発見されています。
現場にいたスコットランドからの観光客によると「あのラグーンにはクロコダイルが一杯いて、私は事故を目撃したわけじゃないけど、彼(ポール)の腕が水面から浮上していた後に水中に引きずり込まれた様子の目撃者がいるんだ」と言います。
スリランカでクロコダイルアタックはレアなケースではあるものの、特にモンスーン期には湿地エリアに近付かないように当局が警告するので皆無ではないとのこと。
僻地であろうと、世界的に見ればサーフキャンプ建設によって部分的に拓けたエリアはいくつも存在します。
しかし、あくまでもサーフキャンプが存在するのは局地的なものなので、一歩外へと踏み出せば、昔と変わらぬ自然が残っている状況は変わらず、危険と隣り合わせであることは間違いありません。
そのため、国内国外問わず、知らないエリアではローカルからの情報収集はもちろんのこと、常に危険に対するアンテナを張り巡らせる必要があるのではないでしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。
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参照記事:「Crocodile Kills British Surfer in Sri Lanka」