Jベイイベントのウェイティングピリオド初日に発表されたジョエル”パーコ”パーキンソンとケリー・スレーターの引退発言。
時系列で言えばパーコがイベント開始前、ケリーがイベント中であったため、パーコ引退のインパクトが多少薄れることになりました。
今回の記事は、ケリー・スレーターが引退発言が被ってしまったことに対してパーコへの謝罪や知られざるパーコとの思い出話をSNSで投稿したのでお届けします。
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ケリーがSNSに投稿した内容は以下の通り。
素晴らしいキャリアを築き、僕らにカーヴィングのお手本やスムーズスタイルを示してくれたジョエル、おめでとう。
僕はツアーをセミリタイアしていた99年にJベイへ来たんだけど、ワイルドカードを与えられてなかったんだ。イベント前夜にジョエルと会い、出場したい僕の気持ちを察してくれてたジョエルはワイルドカードを譲るって言ってくれたね。
そんなジョエルの人柄には感謝と共にリスペクトの気持ちを常に抱いているし、あの時の言葉をいつまでも忘れないよ。結局、あの週後半にジョエルは18歳にして優勝したんだ。
ロングウォールで見せる誰よりも洗練されたジョエルのライディングを、Jベイでのラストイベントで見ることができて最高だったよ。今季引退前までに対戦できればって願ってる。
もう一点、僕の来年終わりの引退発表が、ジョエルに対して失礼なタイミングだったって感じる人がいれば、お詫びしたいと思います。
僕は10年近く引退をほのめかしていて、ジョエルの引退発表に触発されての発言だっただけで、決して意図していたわけじゃないことを分かって欲しい。
アンディ・アイアンズとのライバル関係後、ケリーにとってタイトルレースの相手は主にミック・ファニングとパーコでした。そのミックは今年ツアー途中で引退、パーコは今年いっぱいで引退。
そんなライバルたちがツアーから離れる決断を下したことに思わずケリーも肩の荷が下り、スイッチが入ってしまったのかもしれませんね。
普通に考えれば、来年いっぱいでのツアー引退ならば、このタイミングで発表するのは早すぎでしたし(笑)。