2000年のスノーボードトリップ中、バックフリップでの着地ミスで岩場に背中を強打し、下半身不随となったアラナ・ニコルズ「Alana Nichols」(35歳)。
しかし、その後のアラナはパラリンピックで偉業を達成したり、アダプティブ(障害者)サーフィンのコンテストに出場したりとスポーツ熱は増すばかり。
今回の動画は、アラナ・ニコルズがNランドを訪れた際のフリーサーフィン映像をお届けします。
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2000年に下半身不随となったものの、スポーツへの情熱が消えることなく、2002年に車椅子バスケットボールを始めたアラナ。
すぐに頭角を現したアラナは2004年にアメリカ女子チームとしてパラリンピックに出場し、北京で開催となった2008年のパラリンピックではチームの一員として金メダル獲得。
下半身不随の原因がスノーボードということで、もともと雪山でのウインタースポーツに夢中だったアラナは、北京五輪から1か月後にコロラド州へと引っ越し、アルペンスキーに専念することに。
そして迎えた2010年バンクーバー五輪では2種目で金メダルを獲得し、3×ゴールドメダリストという称号に加え、夏季&冬季で金メダルを獲得した初のアメリカ人女性となりました。
そんなアラナが最近ハマっているのはサーフィン。IOC(国際オリンピック委員会)承認団体であるISAのアダプティブイベントの「AS-3」部門で優勝という結果を残しています。
東京五輪後のオリンピックでは、アダプティブサーフィンをパラリンピック種目にする動きもあるので、もしも実現すればアラナが金メダル獲得数を増やすことになるかもしれません。
そんなアラナが今回訪れたのは、テキサス州オースティンにあるNランド。ウェイブガーデン社の造波装置を使用したという意味ではアメリカ初のウェイブプールです。
アダプティブサーフィンと言う言葉を聞いた事があっても、実際のライディング映像を見たことのない方もいると思いますので、チェックして見て下さい。