一足先に終了していたウイメンズのマウイプロに続き、メンズのパイプマスターズも昨日終了しました。
今年のCT(チャンピオンシップツアー)イベントとQS(クオリファイングシリーズ)イベントが全て終わってコンテストシーズンが幕を閉じたので、メンズとウイメンズ共に来年のCTサーファーが正式に発表。
今回の記事は、2019年のワールドツアーに参加するメンズとウイメンズのCTサーファーに関するニュースをお届けします。
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2019年CTサーファー
まずはWSL(ワールドサーフリーグ)から発表された来年度CTサーファーのリストから。
メンズCTサーファー
1. ガブリエル・メディナ(ブラジル)
2. ジュリアン・ウィルソン(オーストラリア)
3. フィリペ・トレド(ブラジル)
4. イタロ・フェレイラ(ブラジル)
5. ジョーディ・スミス(南アフリカ)
6. オーウェン・ライト(オーストラリア)
7. コナー・コフィン(アメリカ)
8. ミシェル・ボウレズ(タヒチ)
9. ウェイド・カーマイケル(オーストラリア)
10. 五十嵐カノア(日本)
11. コロヘ・アンディーノ(アメリカ)
12. マイキー・ライト(オーストラリア)
13. ウィリアン・カルドソ(ブラジル)
14. セバスチャン・ジーツ(ハワイ)
15. マイケル・ロドリゲス(ブラジル)
16. ジェレミー・フローレス(フランス)
17. エイドリアン・バッカン(オーストラリア)
18. グリフィン・コラピント(アメリカ)
19. アドリアーノ・デ・スーザ(ブラジル)
20. イズキール・ラウ(ハワイ)
21. ヤゴ・ドラ(ブラジル)
22. ジョアン・ドゥル(フランス)
メンズQSトップ10(ダブルクオリファイは除く)
3. セス・モニーツ(ハワイ)
4. ライアン・カリナン(オーストラリア)
5. ピーターソン・クリサント(ブラジル)
6. ジェシー・メンデス(ブラジル)
7. デイヴィッド・シルヴァ(ブラジル)
8. リカルド・クリスティ(ニュージーランド)
9. レオナルド・フィオラヴァンティ(イタリア)
10. ジャドソン・アンドレ(ブラジル)
11. ソリ・ベイリー(オーストラリア)
13. ジャック・フリーストーン(オーストラリア)
WSLワイルドカード
・ケリー・スレーター(アメリカ)
・ジョンジョン・フローレンス(ハワイ)
CTリプレイスメント
1. カイオ・イベリ(ブラジル)
2. フレデリコ・モライス(ポルトガル)
3. イーサン・ユーイング(オーストラリア)
国別CTサーファー数(リプレイスメントは除く)
・ブラジル:11名
・オーストラリア:8名
・アメリカ:4名
・ハワイ:4名
・フランス:2名
・日本:1名
・南アフリカ:1名
・イタリア:1名
・ニュージーランド:1名
・タヒチ:1名
ウイメンズCTサーファー
1. ステファニー・ギルモア(オーストラリア)
2. レイキー・ピーターソン(アメリカ)
3. カリッサ・ムーア(ハワイ)
4. タティアナ・ウェストン・ウェブ(ブラジル)
5. ジョアン・デフェイ(フランス)
6. サリー・フィッツギボンズ(オーストラリア)
7. キャロリン・マークス(アメリカ)
8. コートニー・コンローグ(アメリカ)
9. マリア・マニュエル(ハワイ)
10.ニッキ・ヴァン・ダイク(オーストラリア)
ウイメンズQSトップ6(ダブルクオリファイは除く)
3. ココ・ホー(ハワイ)
4. ペイジ・ハレブ(ニュージーランド)
5. ブロンテ・マコーレー(オーストラリア)
6. メイシー・キャラハン(オーストラリア)
7. ブリッサ・ヘネシー(コスタリカ)
9. シルヴァナ・リマ(ブラジル)
WSLワイルドカード
・タイラー・ライト(オーストラリア)
CTリプレイスメント
1. キーリー・アンドリュー(オーストラリア)
2. セイジ・エリクソン(アメリカ)
国別CTサーファー数(リプレイスメントは除く)
・オーストラリア:6名
・アメリカ:3名
・ハワイ:3名
・ブラジル:2名
・フランス:1名
・ニュージーランド:1名
・コスタリカ:1名
WSLの声明
CTサーファーの選出は、CTとQSのコンテスト結果だけで決定ならば全てが明白なのですが、主にインジュリーワイルドカードと呼ばれる特別枠があります。
この枠はメンズが2枠、ウイメンズが1枠で、CTサーファーでありながら怪我によりツアーを離脱したサーファーへと基本的には与えられるもの。
ただし、枠が余ってしまったり、今年はメンズで怪我人が3名と枠が足りない場合はWSLによる裁量が入るので、コミッショナーを務めるキーレン・ペローが声明を発表しています。
ワイルドカード枠以上に希望者がいる年はいつでもチャレンジ。選考プロセスとしては、各希望者の怪我の程度、CTレベルで戦う上で希望者の能力にどれほど影響を与えたのかなどチェックするんだ。
今年の3名の場合は複数イベントに出場できないほど程度が酷く、その点を踏まえてさらなる絞り込みとして、テクニカルな基準や過去の戦歴などを加えて選ぶことにした。
最終的には、ケリー・スレーターとジョンジョン・フローレンスにワイルドカード、カイオ・イベリをリプレイスメントの1番手にすることで決定しました。
例年であれば3名もインジュリーワイルドカードを必要とするサーファーが出る事は珍しい上、来年で引退と発表しているケリーがいたなど、カイオにとってはタイミングの悪い年だったと言えます。
まとめ
ワイルドカードについては色々と賛否があるものの、どのような結果になろうと賛否はつきものなのでしょうがないのかなといった感じがします。
来年のCTランクは東京オリンピック出場権に直結し、オリンピック出場者40名の内、CTサーファーからは18名が出場資格を得ることになるので見逃せない年になるでしょう。
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公式サイト「WSL」