100人のコンペティターがいれば、100のストーリーのあるコンテストサーフィン。
特にシーズン終わりのハワイでは明暗が分かれ、来季CT(チャンピオンシップツアー)残留条件であるトップ22入りを逃し、CTランク23位となったのがポルトガルのフレデリコ・モライス「Frederico Morais」(27歳)。
今回の動画は、フレデリコ・モライスの2018年シーズン終盤を追ったドキュメンタリー映像をお届けします。
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ポルトガル出身サーファーとしては、「ポルトガルの虎」と呼ばれた2014年のティアゴ・ピレス以来となるCT入りを果たしたフレデリコ。
フレデリコがCT入りしたのは2017年で、ルーキーイヤーは順調すぎる活躍でCTランク14位でツアー残留を決めたものの、2018年はCTランク23位と1ランク差でツアー落ちとなることに。
そんなフレデリコのCTイベントを追ったドキュメンタリーが今回の動画で、イベントとしてはサーフランチプロ以降を密着。
サーフランチプロ以前の動画は、当ブログのSNSのみでお届けしていたシリーズ動画です。
ホームであるポルトガルでのファンの熱狂振りを見ると、いかに自分の国からCTサーファーを輩出することが凄い事なのかが分かる内容となっています。
また、トリプルクラウンの最中に膝を痛めてサンセットでのワールドカップを欠場せざる得ない状況に追い込まれたものの、パイプマスターズに出場したりと数々のドラマがあったことが分かります。
最終的に、CTランク23位となり来季ツアー残留を逃したフレデリコ。正直言って、非常に運が悪かったとも言えます。
2017年シーズンであれば、CTランク23位となったイアン・ゴーベイアはインジュリーワイルドカードが1枠余っていたので、ツアー残留を決めましたし。
また、通常であればフレデリコは来季のリプレイスメント順位が1位になり、頻繁にCTイベント出場の機会を得たはずでしたが、2018年は負傷者が3名。
そのため、リプレイスメント順位の1位はカイオ・イベリとなり、フレデリコは2番手となることに。
しかし、悲観的に捉えてはいないフレデリコ。謙虚かつスポーツマンらしいフレデリコを応援したくなりますし、是非とも来季の活躍を期待したいところです。