ビッグスウェルが発生ともなれば、ギリギリのタイミングで世界中を舞台に飛び回るビッグバレルをハンティングするフリーサーファー。
タイミングが全てのストライクミッションなので、最短時間での目的地へのアクセスは重要なポイントの一つ。
しかし、敢えて昔ながらの移動手段を選ぶトリップを行ったのが、ポルトガル出身のニック・ヴォン・ラップ「Nic Von Rupp」(28歳)。
今回の動画は、ニック・ヴォン・ラップが二年の製作期間を経てリリースしたサーフムービー「Rail Road」をお届けします。
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車の免許取得が可能となる年齢前にサーフィンを始めた方ならば、お世話になるのが電車。かつては「電車サーファー」とも呼ばれていたような。
今回のニックが行っているサーフトリップも、レールロードというタイトルの通り、列車を活用したトリップとなっています。
ポルトガル人サーファーということで、トリップの舞台となっているのはヨーロッパ。
列車を利用して主にイギリス国内を移動しては、ビッグバレルを求め、アイルランドではミック・ファニングとセッションしたりと、サーフシーンも豪華となっています。
列車移動、コールドウォーター、ヘビースラブなどあらゆる点で、楽な要素の真逆を選んだと言えるサーフトリップ。
サーフムービーと言うと、基本的には目的地でのシーンからスタートするのが大半なので、今回の動画のように目的地までのアクセスといった旅の要素が含まれたサーフムービーが、Vlogの影響も相まって増えてくるような気がします。