2017年のサーファーアワードにて、ベストドキュメンタリー部門を獲得したサーフムービー「Nervous Laughter(ナーバスラフター)」。
アルビー・レイヤーが主役と言える同作品は、エルニーニョ年となった2015/2016年シーズンのマウイ島ジョーズでのセッションがメインとなっています(マーヴェリックスも出ますが)。
リリース当時は市販ムービーでしたが、現在はレッドブルのサイトにて無料公開されていました。
今回の記事は、個人的にここ数年のサーフムービーで一押しであるナーバスラフターの内容や視聴方法などをお届けします。
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ナーバスラフターとは「引きつった笑い」という意味で、ビッグウェイブをテーマにした作品なので、ビッグウェイブサーファーの心境を示しているのでしょう。
作品構成は、エルニーニョ年のマウイ島ジョーズにビッグスウェルがヒットして繰り広げられたセッションを時系列的に紹介しています。
ジョーズでのセッションがメインではあるのですが、もう一つのテーマとして興味深いのがアルビーの動き。
このシーズンのアルビーは、エディイベントの招待サーファーとなっていました。そして2月10日にエディがオンになる可能性が高いと招集がかかり、オアフ島に行こうとしたものの直前のイベントキャンセルを知り、マウイ島に留まることに。
そしてマウイ島ではジョーズが炸裂し、アルビーはジョーズでサーフ中のワイプアウトで病院送りとなりました。
この時の負傷もあり、アルビーは2月25日にオンとなったエディイベントは体調がベストではないということで欠場することに。
でしたが、同日、エディイベント会場のワイメアだけでなく、マウイ島ジョーズも大炸裂となり、アルビーはジョーズに入り、ジョーズ史上最長と呼ばれるほどのバレルをメイク。
まさに「アルビーの年」となった2015/2016年シーズンのハワイ。そんなストーリーも詰まっているのがナーバスラフターです。
ちなみに、エディを欠場してジョーズに入ったと言うことで、アルビーはその後のエディには招待されていません。
さて、ナーバスラフターはレッドブルのサイトから無料視聴が可能となっていて、下記リンク先からチェックできます。
サーファーならば絶対に見ておくべき作品なので、チェックして見て下さい。
レッドブル「Nervous Laughter」