波が良いエリアで育ったサーファーは、プロになっても高い遠征費を払って波が悪いエリアでの開催が多いQSイベントに参加する意味を見出せず、フリーサーファーを選ぶケースが多いと言われています。
最たる例としてよく言われるのはハワイアンサーファーで、プロのフリーサーファーというキャリアパスが増えてからというもの、CT入りするハワイアンサーファーの数が少なくなった事から分かります。
バリ島で育ったオーストラリアンサーファーのリーフ・ドイグ(Reef Doig)もまた、そんなハワイアンサーファーと似たような境遇だったとか。
今回の動画は、オニールライダーであるリーフ・ドイグのキャリアを辿るドキュメンタリー映像をお届けします。
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サーフィンパラダイスとも呼ばれるインドネシアのバリ島で育ったリーフ。
オーストラリアでプロサーファーの道へと進むには、地元のボードライダーズに入って州タイトルや国内タイトルを目指し、その後はプロジュニア、QSイベントとステップアップしていくのが定番。
一方のリーフはバリ島でコンテストに参加していたものの、基本的には自由を謳歌すると言う生活を過ごしていたそうです。
ですが、もしもコンテストシーンにおけるプロサーファーを目指すならば、バリ島で暮らしいる限りは厳しいのが現状。
インドネシアは波も良くローカルサーファーのレベルが高いのですが、CTサーファーを輩出していない事実が証明しているとも言えます。
そこで、今後のキャリアを考えたリーフは17歳になった時にオーストラリアへと戻り、一般的なジュニアサーファーのような生活を送り、コンテストで結果も残してスポンサーを獲得することに。
でしたが、ハーレーとスポンサー契約したものの契約解消になったりといった浮き沈みを経て、サーフィンから離れた仕事をしようかと悩んだりした時期もあったとか。
それもこれも、スポンサー契約していると純粋にサーフィンを楽しむより、スポンサーを喜ばせるのも仕事の一つとなり、自分の人生を自分の意志で生きていると感じられないようになったため。
とは言うものの、現在はオニールライダーであり今回の動画をリリースしたのもオニール。
果たして、リーフがどのような人生を送ってきたのかライフストーリー動画からチェックして見て下さい。