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Photo: WSL

現地時間2019年10月18日、ポルトガルのペニシェを舞台にしたメンズCT第10戦&ウイメンズCT第9戦「MEO Rip Curl Pro Portugal(メオ・リップカール・プロ・ポルトガル)」が開催。

イベント二日目となった本日は、メンズはラウンド2~3、ウイメンズはラウンド2が終了しました。

今回の記事は、リップカールプロ@ポルトガルのイベントレポート、動画、今後の波予報などといったニュースをお届けします。


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リップカールプロ@ポルトガル(メンズ)

ラウンド2からスタートした本日。ラウンド2というアーリーラウンドで番狂わせが発生することは珍しいのですが、オリンピックのアメリカ代表権がかかっているセス・モニーツが、まさかの敗退と言う結果に。

セスが現在のジョンジョン・フローレンスのCTポイントを上回るには(ジョンジョンが今季ツアー復帰なしという条件で)、CT最終戦となるパイプマスターズで準優勝以上の結果が求められます。

結果的に、オリンピック出場権についてはケリー・スレーターに有利な展開になったと言えます。

ラウンド3に進むと、ガブリエル・メディナ、フィリペ・トレド、ジョーディ・スミス、イタロ・フェレイラ、コロヘ・アンディーノのトップ5は順調にラウンドアップ。

ガブリエルが敗退しなければ、CTランク2位以下のサーファーはポイント差を縮める事はできないので、誰もがミスのできない緊迫した状況となってきました。

トップシードが順調な結果を残した本日ですが、シングルハイエストスコア9.87、トータルハイエストスコア16.54をマークしたのは思わぬ伏兵と言えるブラジリアンのピーターソン・クリサント。

コンテストでそのエアリアルをメイクする!?と驚かされるほど見事なまでのテールハイとなるフルローテーションのエアリバースでした。

ピーターソン・クリサントの9.87

誰もが気になるケリーに関しては、セバスチャン・ジーツを相手に勝ち上がり、オリンピック出場への道が広がってきました。

ラウンド3を勝ち上がったということで、今イベントで9位以上になることが決まったケリー。後は少しでも勝ち上がり、より有利な状態にして得意のパイプマスターズへと向かってもらいたいところです。

ちなみに、ケリーの次なる対戦相手は五十嵐カノア。どっちにも勝ってもらいたい楽しみなヒートですね。

オリンピック出場権獲得のニュースは、昨日の五十嵐カノアに続いて続々と明らかになってきています。

本日の段階で確定したのは、アメリカ代表のコロヘ・アンディーノとフランス代表のジェレミー・フローレス。

メンズCTランクからは10名が選出され、現時点において上記2名に加えてジョーディとカノアの4名が決定となっています。

コロヘ・アンディーノ

ジェレミー・フローレス

本日の結果

今後のヒート表

リップカールプロ@ポルトガル(ウイメンズ)

本日はラウンド2の2ヒートのみ開催という予定になったウイメンズ。でしたが、ラウンド2ヒート2に出場予定だったマリア・マニュエルが以前から抱えていた膝の痛みを理由に欠場を発表。

そのため、ウイメンズはラウンド2のヒート1のみ開催となりました。ですが、タイトルレースを争うレイキー・ピーターソンが出場という見逃せないマッチアップ。

キーリー・アンドリューとアラナ・ブランチャードを相手にしたレイキーは、さすがにアーリーラウンドという事で、トータルスコアが一桁台のキーリーとアラナに対し、ミディアムスコアを2本揃えての圧勝。

レイキーは早期敗退となれば、タイトルレースだけではなくオリンピック出場権も危うくなるので、今後も目が離せません。

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

19日は前日までのスウェルが残り、波のサイズはフェイスで5~7フィートほどの見込み。お昼前頃から風がオンショアに回るという懸念材料は残るものの、朝一からスタートになると思われます。

まとめ

日本とポルトガルの時差は8時間で、日本の方が8時間進んでいます。

現地時間の8時にイベント開始の場合、日本時間は同日の16時となります。

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公式サイト(メンズ)「MEO Rip Curl Pro Portugal

公式サイト(ウイメンズ)「MEO Rip Curl Pro Portugal

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