昨年9月はまさかの来日となった11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(47歳)。
来日理由がアマチュアイベントと分類されるISAワールドサーフィンゲーム出場のためで、プロとしてワールドツアーで10代の頃から活躍してきたケリーとは対極の存在と言えるイベントですからね。
出場理由は、みなさんご存じの通りオリンピック選考を兼ねたイベントであり、オリンピックに出場したいのならば出場義務があったためです。
今回の動画は、ISAが公開した同イベントにおけるケリー・スレーターのライディング特集映像をお届けします。
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47歳というコンテストサーフィンにおいて圧倒的年長者でありながら、イベントでは大活躍したケリー。
メインラウンドでは準決勝まで勝ち上がり、準決勝で敗退後にリパチャージに出場して敗退となりながらも5位と言う結果ですから。
活躍以外で話題となったのは、コンテストサーフィンにもかかわらず、ほぼほぼツインフィンに乗ってヒートに出場していた点(笑)。
コンテストの主流は今なおスラスター(3フィン)で、その理由としてはフィンはターンの支点となり、スラスターはセンターフィンがあることで縦の動きがしやすくなり、逆にセンターフィンのないツインフィンなどは横の動きを得意とします。
コンテストでは波のフェイスを一切無駄にせずにパフォーマンスをする必要があるため、縦の動きを求められることからスラスターが一般的。
にもかかわらず、ツインフィンに乗ってあれよあれよとケリーは勝ち上がっていったのですから、まるでとんでもない実力差を見せつけたと言えますね。
そんなケリーによるISAイベントでのハイライト動画をチェックして見て下さい。