昨年2019年のワールドタイトル獲得により、4×ワールドチャンピオンとなったカリッサ・ムーア「Carissa Moore」(27歳)。
ハワイアンサーファーとしては、故アンディ・アイアンズのワールドタイトル3回という記録を塗り替える快挙となりました。
ハワイ州では1月4日が「カリッサ・ムーア」の日と制定されているくらいですしね。
今回の動画は、WSL(ワールドサーフリーグ)がリリースしたカリッサ・ムーアによるCT(チャンピオンシップツアー)イベントにおけるハイライト映像をお届けします。
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ワールドツアー入りする前から、確実にワールドチャンピオンになると言われていたカリッサ。
それほど大注目を集める存在であったウイメンズサーファーは、私がリアルタイムで目にしてきた限りでは、カリッサ以外ではステファニー・ギルモアのみ。
カリッサとステフは共に、若手時代にはウイメンズで敵なしだったので、メンズのイベントに出場していたほど。
また、二人に共通しているのは、ワールドツアー入りする前にワイルドカード出場したCTイベントで優勝しています。
さて、カリッサがワールドツアーに入ったのは2010年からで、初のワールドタイトル獲得に至ったのは2011年のこと。
ワールドチャンピオンに輝いた当時のカリッサは18歳で、今なお史上最年少記録となっています。
現在のCTシーズン終了は12月なのですが、2011年は不景気によりウイメンズツアーのイベント数が少なく8月頭に終了であり、カリッサの誕生日は8月後半なので18歳という記録を残すことになりました。
現在であれば19歳という記録になったにもかかわらず、数字上のインパクトを残したという意味では、やはり何かを持っているスターなのだなと感じます。
ちなみに、メンズワールドチャンピオンの史上最年少記録は20歳で、ケリー・スレーターとガブリエル・メディナが記録保持者。
メンズのCT最終戦となるパイプマスターズのウェイティングピリオド最終日は12月20日で、ガブリエルの誕生日は12月22日なので、ギリギリ20歳という記録。
ガブリエルもまた、カリッサ同様にスターであり、何か持ってると感じてしまいますね。
カリッサに話を戻し、これまでにカリッサがワールドタイトルを獲得したのは、2011年、2013年、2015年、2019年。
ツアーデビュー以来、シーズン中にCTイベント優勝を逃したのは2012年のみ(準優勝2回)で、2012年以外は必ずCTイベント優勝を果たしています。
そんなウイメンズシーンにおける紛れもないトップサーファーの一人であるカリッサ・ムーアのハイライト動画は必見です。