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アメリカ人女性サーファーの中で、コンテストシーンにおいて少なくとも今後10年は最前線で活躍すると考えられるキャロリン・マークス「Caroline Marks」(18歳)。

2018年にツアールーキーとなり、翌2019年には2つのCT(チャンピオンシップツアー)イベントで優勝を果たし、CTランク2位まで上り詰めています。

また、延期になったもののアメリカ代表としてのオリンピック出場権を獲得と昨年は大活躍を見せました。

今回の動画は、WSL(ワールドサーフリーグ)がリリースしたキャロリン・マークスのこれまでのCTイベントにおけるハイライト映像をお届けします。


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ウイメンズのコンテストシーンにおいて、感覚としては10年に一人現れる天才サーファー。実例を挙げると以下の通りです。

*リサ・アンダーソン(51歳)

*レイン・ビーチリー(47歳)

*ステファニー・ギルモア(32歳)

*カリッサ・ムーア(27歳)

*キャロリン・マークス(18歳)

それほどまでにスペシャルな才能を持つキャロリンがWSL(ワールドサーフリーグ)で打ち立てた史上最年少記録は二つあります。

*13歳でのCTイベント出場

*15歳でのCT入り

上記記録を見るだけでも、ただのサーファーガールではないことが十分に分かりますよね。

WSL以外でのコンテスト記録も異常で、NSSAでも目を見張るような結果を残しています。

NSSAとはアメリカではCTへの登竜門と言われ、NSSAのナショナルチャンピオン(オープン部門優勝)になればCTサーファーになるのは当然と考えられているほど。

キャロリンもNSSAには出場していて、12歳であった2014年には14歳以下が対象のガールズ部門では準優勝ながら、年齢制限のないオープン部門で優勝を果たしています。

また、13歳となった翌年2015年のNSSAでは、ガールズ部門とオープン部門の両方で優勝。

つまり、10代前半の頃からCT入りは当然であり、さらにはワールドチャンピオンになるだろうと言われていたほどのサーファーなのです。

さて、最後に少し話が変わりますが、「Caroline」という名前について、CTイベントなどでは「キャロライン」と呼ばれることの方が多いので、当サイトではなぜ「キャロリン」表記にしているのか聞かれることがあります。

これはとてもシンプルなのですが、本人が何かの動画で自己紹介をする時に「キャロリン」と言っていたためです。

英語では「キャロライン」という発音が多いですが、キャロリンのルーツはヨーロピアンと祖母がギリシャ出身なので発音が「キャロリン」なのだと思います。

ちなみに、ほとんどのWSLコメンテーターは「キャロライン」と呼んでいますが、ロニー・ブレイキーはその辺の事情を知っているのか「キャロリン」と発音していました。

キャロリン・マークスの過去記事