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西ヨーロッパの中でサーフエリアとして注目を集めるフランス、スペイン、ポルトガル。

この中でフランスはCTサーファーを比較的コンスタントに輩出しているものの、スペインとポルトガルのサーファーでワールドツアーまで上り詰めるのはごく僅か。

コンテストサーファーがCTで活躍していない国では、基本的にフリーサーファーとして生き残るのは困難であるものの、そんな環境でも奮闘しているのがポルトガルのミゲル・ブランコ「Miguel Blanco」(24歳)。

今回の動画は、ミゲル・ブランコによる2019/2020年ウインターシーズンにおけるシリーズ作品「in luck」のエピソード1をお届けします。


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過去10年ほどという期間において、メンズのワールドツアーで活動したポルトガル人サーファーは、ティアゴ・ピレスとフレデリコ・モライスのみ。

いかにQS(クオリファイングシリーズ)からCT(チャンピオンシップツアー)への壁が高いのか分かりますね。

ただ、ポルトガルではCTイベントが開催され、毎年ローカルワイルドカードとしてポルトガル人サーファーが出場。

数年前はニック・ヴォン・ラップがよく出場していたものの、すでにニックはコンテストを離れてビッグバレルサーファーとして活動。

今回の主役となるミゲルもまたポルトガルCTイベントにワイルドカード出場しているものの(昨年2019年も出場)、ニックみたいにビッグバレルサーファーへの道へシフトしてきています。

ただ、ニックとミゲルみたいにフリーサーファーとしてインターナショナルシーンにおいて活動が知られているポルトガル人サーファーの存在は稀有なので、二人は成功しているタイプでしょう。

そんなミゲルによる今回のシリーズ動画。波が豊富なポルトガルがホームでありながら、大西洋沿岸をターゲットとし、これまで訪れたことのないサーフエリアなどを旅したそうです。

エピソード1となる今作では、ポルトガル沿岸を離れた島とのこと。詳細については触れられてませんが、カナリア諸島などモロッコ沖合あたりのエリアですかね!?

馴染みの薄いエリアをフィーチャーしているので非常に好奇心をくすぐられるシリーズ動画。今後が楽しみですね。

ミゲル・ブランコの過去記事

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