2020年CT(チャンピオンシップツアー)ルーキーになるはずであったオーストラリアのイザベラ・ニコルス「Isabella Nichols」(23歳)。
残念ながらツアーデビューは早くて2021年シーズンへと先延ばしになりましたが。
そのイザベラが、オープン前となる昨年にURBNSURF(アーバンサーフ)を訪れた際の動画が公開されました。
今回の動画は、オーストラリア初となるウェイブプール「アーバンサーフ」でのイザベラ・ニコルスのフリーサーフィン映像、それとオーストラリアにおける新型コロナの状況をお届けします。
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1分弱と短い動画なのですが、ウェイブプールのマシンウェイブということでやりたい放題のイザベラ。
昨年2019年はウイメンズのQSチャンピオンになってクオリファイを決めたので、レパートリー豊富なマニューバは圧巻です。
さて、アーバンサーフなのですが、メルボルンが2度目のロックダウンを施行しているため、アーバンサーフも閉鎖となっています。
現状のスケージュールでは、10月後半あたりに再オープンの見通しとなっています。
オーストラリアの新型コロナの状況としては、現在は1日の新規感染者数が1ケタ台から2ケタ台前半と抑え込んでいて、メルボルン以外の都市部ではほぼ終息していると言われているほど。
ここまで抑え込めているのは水際対策が非常に厳しいことが功を奏していると考えられます。
例えば現在、アメリカ人サーファーはインドネシアへとビジネスビザを取得して訪れていますが、オーストラリアのプロがインドネシア入りした情報はありません。
この理由としては、コロナ禍におけるアメリカ人のメキシコトリップ動画が多い通り出国が緩いのに対し、オーストラリアではオーストラリア人と永住権保持者のオーストラリア出国は現在も原則禁止となっているためです。
ちなみに、日本も出国が緩く、動画サイトを見ると入国制限のないヨーロッパ諸国へと訪れる日本人が航空会社カウンターで渡航理由を聞かれ「旅行」と答えても発券してもらっていますし。
このような国によって温度差がある状況を考えると、他国と相互での入国制限撤廃がいつになるのか気が遠くなります…。