オーストラリア初の造波装置メーカーであるサーフ・レイクス(Surf Lakes)。
現状においてはQLD(クイーンズランド)州のイェプーン近くに研究開発を目的としたデモ施設があるだけで、商業施設としてのウェイブプールは存在しません。
ですが、一般オープンとなるのも時間の問題かもしれません。
今回の記事は、直近のサーフ・レイクスの人工波動画、そして今後のビジネス展開に関するニュースをお届けします。
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サーフ・レイクスが現状において発生可能な人工波を網羅した今回の動画。
サーフ・レイクスの歴史を振り返ってみると、初めてテスト稼働したのは2018年10月のこと。
でしたが、テスト稼働して早々に人工波を発生させる押し上げポンプが破損し、その後10カ月ほどは沈黙を貫いていました。
そして2019年8月に再びのテスト稼働動画が公開され、その後も改良した人工波を公開しながら今に至ります。
人工波の改良以外では、世界中からライセンス契約の問い合わせが後を絶たないとのことで、注目されたのはどこで世界初の商業ウェイブプールとして建設されるのかという点。
これまでに正式発表されたのはゴールドコーストでの建設案だけであり、2020年後半オープン予定となっていましたが、まだオープンに関するニュースが聞こえないので遅れているのだと思います。
そんな中、オーストラリアで複数の現地メディアが、サーフ・レイクスはデモ施設を商業施設に変える方向で動いていると報じています。
基本的にデモ施設であればフルスケールにする必要はないので、もともと商業施設に転用する狙いだったのかなとも詮索してしまいます。
何はともあれ、すでにウェイブプール自体は存在するということで、行政からの認可が下り次第、すぐにでもオープン可能となるサーフ・レイクス。
ウェイブガーデン社の最新造波装置「ザ・コーヴ」のほぼ倍となる1時間で2,000本以上の人工波を発生可能ということで、楽しみなウェイブプールではないでしょうか。
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公式サイト「Surf Lakes」