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via youtube

世界の中で人気の高いサーフスポットになる条件としては、波が良く人が集まる都市部もしくは都市部に近いこと。

その条件を満たして世界トップクラスで混雑するブレイクとして知られているのが、オーストラリアQLD(クイーンズランド)州ゴールドコースト南端のクーランガッタという小さな町に位置するスナッパーロックス。

今回の動画は、ロングバレルがブレイクする華やかなイメージのスナッパーロックスとは異なり、現実を映し出した日常と言ったサーフィン映像をお届けします。


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南半球に位置することから、季節が北半球とは真逆となるオーストラリア。

サマーシーズンとなる12月頃からサイクロンスウェルが入るようになり、ゴールドコーストはサーフシーズン入りとなります。

シーズン中にサイクロンスウェルがヒットして、スーパーバンク(スナッパーロックスからキラまでのエリア)の地形が決まっていればライトのロングバレルが出現。

各セクションでバレルを形成するので、プロサーファーが乗れば1本のライディングでトリプルバレル以上も可能という素晴らしいコンディションに恵まれます。

なのですが、現実に目を向けてみると?

スーパーバンク自体は南のツイード川から人工的に砂を流し入れていますが、ビッグスウェルが入るとすぐに地形がダメになったり脆いイメージがあります。

また、バレルになるほどホローなブレイクと言うことで、オールレベルのサーファーにフレンドリーな波とは言えません。

さらには、世界トップレベルの混雑ということでドロップイン(前乗り)は当たり前などカオスな側面も。

スナッパーロックスは2019年シーズンまではワールドツアーの初戦会場であったりと注目を集めて、波もコンディションが決まれば素晴らしくなります。

なのですが、一般サーファーにお勧めなのかと考えると、個人的には微妙な気もします…。